BEVの弱点のひとつが、充電にかかる時間。急速充電器の普及などで短縮されてはいるが、ガソリン車への給油に比べるとまだまだ時間がかかる(Summit Art Creations@Adobe Stock)
エネオスなど3社が、BEVの駆動用バッテリーをその場で交換する全自動交換ステーションの実証実験を開始した。およそ5分で交換できるという(IM Imagery@Adobe Stock)
同じバッテリーでも、エンジン始動などクルマの電気系統に使用するバッテリーは交換可能。こんなノリで走行用のバッテリーも交換できたら便利だ(varts@Adobe Stock)
カセットコンロのガスボンベを交換するくらいの手軽さなら言うことなしだが、3社が実証実験するバッテリー交換ステーションは全自動。カセットコンロをはるかに超えている(akiyoko@Adobe Stock)
協賛するタクシー大手のエムケーホールディングスがステーション用地を提供し、自社が所有する日産 リーフのタクシーをバッテリー交換式に改造している。リーフ以外の国産BEVも検証予定
ホンダのEVスクーター、EM1 e:もバッテリー交換式だ。充電が少なくなったらシート下のバッテリーをユニットごと交換する。充電も車体から外して室内で行える
ホンダ EM1 e:のモバイルパワーパックと専用充電器。これとは別に、国内二輪車メーカー4社で共通規格とした交換式バッテリーシェアリングサービス「ガチャコ」も展開。バイクの世界では交換式バッテリーはひと足先に登場しているのだ
BEVの充電中は運転手も休憩して……というのが定番だが、最短5分で完了する全自動交換ステーションなら、コーヒーを1杯飲み終えるよりも早く済んでしまうかもしれない(ponta1414@Adobe Stock)