■テリー伊藤、トヨタ ヤリス試乗の様子をギャラリーでチェック!
トヨタ ヤリスハイブリッドZ(229万5000円・電気式無段変速)。ヴィッツから世界共通名のヤリスになったトヨタの主力モデル。ヴィッツから数えると4代目となる
試乗車は直3、1.5Lハイブリッドで、エンジン91ps+モーター80ps、WLTCモード燃費は35.4km/Lを誇る。ボディサイズは全長3940×全幅1695×全高1500mm、ホイールベース2550mm、車重1090kg(ハイブリッドZ)
4WDターボのGRヤリスのベースになるだけに、ベーシックカーとはいえ骨格はしっかりしていそうだ。ライバルのフィットと対照的にスポーティな外観
スポーティなインテリア。誤操作しにくい前後に動くタイプのシフトレバーを採用している
開口部の左右幅が狭いため、トランクルームは一見小さそうに見えるが、荷室の容量自体は先代ヴィッツと同等を確保しているという
後席が狭いとよく聞くヤリスだが、コンパクトカーならこんなものでは? という印象だ
燃費スペシャル的なチープ感はまったくなく、走りはしっかりしているし、発進加速も鋭い。緊急自動ブレーキなどの先進安全装備は充実しているが、ACCは30km/h以下でキャンセルされ、完全停止までは対応していない
カラーバリエーションは豊富で頑張っているのだが、クルマ全体の地味な感じがちょっと残念
派生車として、今秋登場予定のヤリスクロスのほかハイトワゴンタイプも噂にあがっており、今後ラインアップを増やしていくという
モーターのアシストがあって、動力性能に不満なし。スピードを上げるほど安定してくるし、運転もしやすい。若い人に乗ってほしいクルマだ