EV充電にはこの手があったか! 日産が、まもなく開幕するジャパンモビリティショー2025に、軽EV「サクラ」にスライド式の太陽光パネルを積んだプロトタイプ「Ao-Solar Extender(あおぞらエクステンダー)」を出展する。ビヨーンと伸びるソーラーパネルは見た目のインパクトだけでなく、実用性もバッチリよん!
文:ベストカーWeb編集部/写真:小林岳夫、日産自動車
【画像ギャラリー】国沢師匠とコラボしてほしい「あおぞらエクステンダー」の細部をタップリ!(11枚)画像ギャラリー太陽光で約3000km走れる!? 使い方次第ではほぼ「充電不要」に!
日産がモビリティショーの主催者イベント「Tokyo Future Tour 2035」に出展する軽EV「日産サクラ あおぞらエクステンダー」は、車体に電動スライド式のソーラーシステムを搭載したコンセプトモデルである。
屋根に設置されたメインパネルが走行中に最大約300Wを発電し、停車時には前方にパネルがスライドして展開。発電量は合計で約500Wに達するというから驚きだ。
日産の発表によると、この「Ao-Solar Extender」で年間最大約3000km相当の走行電力をまかなうことを目指している。つまり、日常の買い物や送迎といった短距離移動が中心のユーザーなら、ほとんど外部充電なしで走れる計算だ。
自宅充電の手間や電気代の節約はもちろん、車両充電によってブレーカーが落ちる心配も減り、うっかり充電忘れのストレスからも解放される。太陽光をエネルギー源にするだけに、災害時の電源としても頼もしい存在である。
「充電中に雪や強風になったらどうすんのよ?」と懸念される向きもあろう。心配ご無用。「あおぞらエクステンダー」にはそれらを検知するセンサーが搭載されているほか、スマホアプリで屋内や外出先から延長部分を格納することもできるのだ。
展開パネルで遮光もOK N-VAN「でん吉」から進化した“でん吉2号”か!?
このスライド式ソーラーパネル、見た目がまるでリーゼントのように前方へビヨーンと伸びるわけだが、展開時にはフロントガラスへの直射日光を遮り、車内温度の上昇を防ぐ効果もある。停車中に車内で過ごすシーンでも、エアコンの消費電力を抑えられるというわけだ。
格納時はサクラのスマートなデザインにしっかり溶け込み、空気抵抗の増加も最小限に抑えられている。ルーフ前端部分は船首のように空気を左右に切り裂く形状だ。
太陽光パネルを積むクルマといえば、我らが国沢師匠のN-VAN e:「でん吉」号が思い浮かぶが、このサクラはまさに“でん吉の発展版”ともいえる存在だ。
2021年度の日産社内アイデアコンテスト最優秀賞から生まれたという「Ao-Solar」プロジェクト。その名は「青空」と「ソーラー」を組み合わせたもので、自然との調和を象徴している。晴れた日には最大500W、雨の日でも80Wを発電し、夜はおとなしく休む。未来のクルマは、いよいよ太陽とともに生きる時代を迎えたのかもしれない。













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