■【世界初公開】水素エンジンを搭載した二輪技術展示車「水素エンジンバーグマン」
市販車の400㏄スクーター、バーグマン400ABSをベースに足元部分に70MPaのスイスタンクと後輪手前に水素エンジンを搭載した「水素エンジンバーグマン」の試験車両を展示。
スズキブースでは説明パネルや走行動画を公開し、水素エンジンに対するスズキの取り組みも紹介するという。
■電動スクーターの実証実験車「e-BURGMAN(イーバーグマン)」
Gacaco(ガチャコ)が提供する交換式バッテリーシェアリングサービスを使用して、2023年4月から実証実験を開始した原付二種(51㏄以上125㏄以下)の電動スクーターの実証実験車が「e-BURGMAN」(イーバーグマン)」。
現在は大阪で実証実験中とのことだが、実証実験を通して通期や通学、買い物など生活や仕事の足として利用される電動二輪車に必要なデータを収集し、今後の電動二輪車開発につなげていくそうだ。
■【世界初公開】電動船外機「スモールeアウトボードコンセプト」
「軽自動車×EV船外機でボートライフをもっと身近に」を開発テーマに。電動化だけでなく、運びやすさやメンテナンスの容易さなど、より気軽に使える電動船外機が「Small e-outboard concept(スモールeアウトボードコンセプト)」。
軽量コンパクトで軽自動車にボートとともに積載でき、電池パックはポータブル電源として、アウトドアやキャンプでスマホなどの電源にも活用できる。
またマイクロプラスチック回収装置が装着され、外装を塗装レスとすることで環境にも優しいモデルとなっている。
■2024年春頃からスズキグループが製造開始する「空飛ぶクルマ」を参考展示
スズキは2023年6月に株式会社SkyDriveと「空飛ぶクルマ」の製造に向けた協力について、基本合意書を締結したが、この合意に基づき、今後はスズキグループが静岡県内に保有する工場を活用して、2024年春頃から「空飛ぶクルマ」の製造を開始するという。
機体サイズは全長約13m×全幅約13m×全高3m(プロペラ含む)で、12基のモーター&ローターを備えている。
最大乗車定員は操縦士1名、乗客2名。重量は約1400㎏、最大速度は100km/h、航続距離は約15kmとなっている。
ブース内には「空飛ぶクルマ」1/5サイズのスケールモデルを展示し、協業の取り組みについても紹介している。
そのほかインドでの圧縮バイオメタンガス(CBG)事業によるワゴンR CBG車の展示のほか、湖西工場での水素燃料電池荷役運搬車の展示、軽トラ一を模した物販ブースと移動販売事業者向けサービス(アプリ)をモニターで紹介する。
【画像ギャラリー】力作ぞろいのスズキの二輪&船外機&空飛ぶクルマの写真をチェック!(11枚)画像ギャラリー
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