スズキがジャパンモビリティショーに出展を発表した「スズライド」と「スズカーゴ」。セニアカーをベースにしたと思われる電動モビリティだが、現実味があるコンセプトが凄くいい……。これキャンプ場とかで移動に使えたら超絶カッコいいと思うんですよ。
文:ベストカーWeb編集部/写真:スズキ
■使用用途が目に浮かぶリアリティ
電動モビリティというと「もうすぐ宙に浮くんじゃないか?」みたいなぶっ飛んだコンセプトだったり、どこに人が乗れるんだよとツッコミたくなる乗り物は少なくない。
そんななかでスズキが現実味のあるコンセプトモデルを出してきた。それがスズライドとスズカーゴ。いわゆる特定小型原付のカテゴリーに入るこの2台。免許不要で乗ることができるモビリティだ。
しかも4輪で安定感もある。スズライドには110L容量のケースも付属するなど、ちょっとした移動には充分な実用性を備える。例えば足腰の悪いお年寄りが通院して、帰りにスーパーでお買い物をする。そんな時でもこれだけの実用性があれば困ることはない。
■スズカーゴは若者に爆ウケか
編集担当自身もアウトドアなどをするのだが、クルマを横付けできるキャンプサイト以外は場内の移動は何かと大変。受付で薪を買ったり、撤収時にテントやコンロなどを手押しのカートで何往復もするのは意外に億劫。
そんなときにスズカーゴは非常にかっこいい解決策になりそう。電動だから静粛性もあるし、このルックスならおしゃれなアウトドア環境でも馴染むこと間違いなし。荷台はスズライドよりも大きく175L容量。
これだけあれば飲み物満載のクーラーボックスだって積載できるだろう。このように電動モビリティをリアルに想像できることは素晴らしいことだ。夢物語のようなコンセプトモデルも必要だが、やはりそこはスズキらしい発想だなと感心する。
シティとモトコンポのように、ジムニーとスズカーゴのセット販売なんかもありかも!? 車載は無理か……。
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