ランクルSeはなぜモノコック? 開発者直撃でわかった新事実!! 初のEVランクルは挑戦の序章だった

■ユーザーファーストの提案でランクルSeが実現する未来とは

クラウンが明治維新級の大変化を果たしたように、老舗ブランドのランドクルーザーも変化していく。電動化やモノコックフレームの採用なども、ブランドをより成長させるための大事な手段なのだ
クラウンが明治維新級の大変化を果たしたように、老舗ブランドのランドクルーザーも変化していく。電動化やモノコックフレームの採用なども、ブランドをより成長させるための大事な手段なのだ

 フレームにこだわることは、ランクルという伝統にとって必要なことなのかもしれないが、それは同時にランクルのゾーンを狭めることにもつながってしまう。

 もちろん、ランクル70のように、変わらないことが価値になるクルマもあるが、ランクルSeはランクルを変えることによって価値を生み出していくのだ。

 電動化、モノコック構造の採用は、なにもランクルのフレーム構造からの離脱を前提としたものではない。変わらずにいることと変わらなければならないこと、様々な声を受け止めながら、ランドクルーザーは前に進むことを選択した。

 様々な意見があると思うが、そうした声による摩擦も、クルマの成長には必要なことだろう。それでもなお、信頼と高い耐久性を誇り、悪路も乗り越えるランクルだからこそ、大きな問題も乗り越えることができるはず。

 ランクルSeの市販化実現を期待し、トヨタBEVの展開には今後も注目していきたい。

【画像ギャラリー】モノコックフレーム採用&BEVで未来へ進む!! トヨタランドクルーザーSeをチェック!!!(17枚)画像ギャラリー

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