■操縦席に座って、操縦桿を握って機長気分が味わえる
展示されたエリートIIモックアップの胴体は、マットブラックの特別色、ブラックエディションで、主翼上部にはエンジンは搭載されていないものの、なかなかカッコいい。
さて、いよいよ順番が回ってきた。実際に客席に乗り込む導線は意外に狭く感じた(小型ジェット機はこんなものか?)。乗降口の正面には、横向きに設置されたジャンプシートがあり、右に行くと客席、左に行くと操縦席という配置。
乗車定員は、最大定員7名で、乗員1名+乗客6名もしくは、展示していたモックアップの乗員2名+乗客5名となっている。
後部の2席は、足元スペースは余裕たっぷりだったが、横方向の広さや頭上空間はクルマで言うと、アルファードというよりはノア&ヴォクシーに近い印象。
インテリアは温かみのあるベージュを基調にしたオニキスで、客席の後ろにはリージョナルジェット並みの広さを持つ密閉式トイレが洗面台とセットで設置されている。
さて、操縦席に座ってみて驚いたのは、意外にシンプルなこと。いわゆるボーイング737のような無数に計器類があるタイプだと思っていたが、ディスプレイ中心で、まるでクルマのインパネを感じさせてくれた。
ホンダジェットのコクピットは、3台の14インチ高解像度ディスプレイと2台のタッチスクリーンコントローラーを備えたガーミンG3000という専用システムで、ヨーク型の操縦桿が2つ配置されていた。
思わず機長になった気分で、離陸や着陸、ロールなど操縦桿を握って手前に引いたり、左右に動かすこともできた。実は全部本物とのこと。
いやあ、貴重な体験ありがとうございました。これからジャパンモビリティショーに行く人はぜひ見学してほしい。
ちなみにJALと丸紅が出資したJALビジネスアビエーションではホンダジェットに乗ることができる。羽田~新千歳間、一泊2日で往復するチャーター便は最大4人乗りで418万円とのこと。本物に乗りたい人はこちらへ!
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