月に200店のディーラーを回る遠藤徹氏。その遠藤氏が足で稼いだディーラーでの最新情報を毎回お届けするのがお馴染みの「地獄耳スクープ」。
今回はお買い得なラクティス、bB、RAV4の在庫一掃セール、そして日産GT-Rの売れ行きレポート、そして皆さん気になるノートのハイブリッドグレード「eパワー」の情報をお届けする。
文:遠藤徹
ベストカー2016年11月26日号
ラクティス、bB、RAV4が激安セール中!?
生産を中止したラクティス、bB、RAV4が在庫一掃セールをしていて激安で買える状況にあります。ラクティスはトヨペット店とカローラ店、bBとRAV4はネッツ店扱い。
地域によってばらつきがあり、在庫ゼロの店舗もありますが、売れ残っている販社はチラシ、ダイレクトメールなどで「最終モデルを激安で売ります!」などとユーザーに呼びかけています。コンパクトクラスだと35万円以上、RAV4は45万円以上も大幅値引きで買える状況にあります。
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GT-Rが絶好調。スーパーカーの代替に?
今年7月中旬に大幅改良して発売したGT-Rが好調な滑り出しを見せています。国内、海外とも好調な立ち上がりをみせていて、2016年度はグローバルで従来の倍増にあたる5000台突破が確実になっています。
なかでも高性能グレードのNISMOは国内の100店舗のパフォーマンスセンターに1台ずつの割り当てとなりましたが、すでに完売状態です。高性能のプレミアムバージョンに磨きをかけていますが、普通のドライバーでも運転しやすいハンドリング、操作性がウリです。
海外ではFRベースの4WD車に対する信頼の高さも好評の要因として上げられます。下取り車は歴代GT-Rのほか、フェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニなどの輸入車も目立って増えています。
eパワーの価格判明
日産はこのほど、傘下販売店に11月2日発表、発売する「ノートeパワー」の価格を提示し、これを受けて各社は10月14日に予約受注をスタートさせました。
ハイブリッド車のeパワーは3タイプあり、消費税込の車両本体価格はベーシックのSが177万2280円、中間グレードで売れ筋のXが195万9120円、最上級のメダリストが224万4240円。
ライバルとなるアクアに対してはベーシックグレードや売れ筋はほぼ同じですが、最上級タイプだと10万円弱高い設定となっています。
従来のノートも同時にマイナーチェンジして、その価格は売れ筋のXで2万~3万円程度のアップ。ボディカラーは13色が用意されます。
eパワーモデルはノートシリーズ全体の半分程度の販売構成比確保を目指すものと思われます。販売店の期待度は高く、これによって月販1万5000台規模への回復を目指す見込みです。
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