トヨタクラウンのFMC、ノート&フリードの気になる最新納期情報【地獄耳スクープ】

 月に200店のディーラーを回る遠藤徹氏。その遠藤氏が足で稼いだディーラーでの最新情報を毎回お届けするのがお馴染みの「地獄耳スクープ」。

 今回はクラウンがついにモデルチェンジ、絶好調ノートeパワーの現況、さらに新型フリードの納期情報をお届け。ディーラーの生の声を地獄耳は聞き逃さなかった!!

 文:遠藤徹/写真:トヨタ、日産、ホンダ
ベストカー2016年12月26日号


マークXの次はついにクラウン!? 5年ぶりの世代交代へ

 トヨタはクラウンを2017年12月にフルモデルチェンジする見通しです。現行モデルの登場が2012年12月25日であるから、5年ぶりの世代交代となります。エクステリアデザインはキープコンセプトですが、

 次世代トヨタのクルマづくりの考え方である「TNGA」を採用することで、低重心を中心とした走り&クオリティのポテンシャルの高さを最大限に盛り込みます。

 パワートレーンは2.5LのNA&ハイブリッドで、ハイブリッドのバッテリーは現行型のニッケル水素からより高効率&コンパクトのリチウムイオンに変更。

 上級&スポーツバージョンは3.5Lを廃止し、ダウンサイジングして2Lターボに一本化します。PHVモデルは1年後にも追加設定する方向で開発を進めているようです。

 上級バージョンのマジェスタがどうなるかは確認されていませんが、販売不振のため、モデル廃止となる可能性が高いです。

 なお、これまでプラットフォームを共用していた弟分のマークXは次期型カムリに統合し、来秋までに生産中止する見込みです。

ノートeパワー売れ行き絶好調。もっとも売れているグレードは?

 日産が11月2日に売り出したノートのハイブリッド車「e-POWER」の売れゆきが好調な滑り出しを見せています。当初はシリーズ全体の60%の受注構成比を見込んでいましたが、実際は70%以上に跳ね上がっている販売店が目につきます。

 販売構成比は3グレードのうち中間のXがもっとも多く、次いで最上級のメダリストで、ベーシックタイプのSはほとんどありません。

 同クラスのハイブリッドと比べて加速のよさを売りにしており、各日産店とも来店者に試乗を率先して勧めることで、売り込みを強化しています。

 納期はeパワー、ガソリンエンジン車とも1カ月程度とそれほど待たされません。シリーズ全体では11月から1万2000台ペースで生産しており、セレナと並び、登録車銘柄別ランキングの上位に浮上することになりそうです。

 販売店は同ユニットが2017年中盤以降、次期型ジュークやキューブの後継モデルにも搭載されることを期待しています。

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ノートにはハイパフォーマンスバージョンのNISMOも登場予定だ

フリード生産が追いつかず増産体制に

 ホンダが9月16日に一新した新型フリードの生産が追い付かず、納期が来年2月下旬から3月と、3カ月以上の納車待ちとなっています。なお、ガソリン車よりもハイブリッド車のほうが1カ月程度長く待たされる状況です。

 月販目標を6000台に設定したのに対して、1カ月後の受注台数はその4.5倍にあたる2万7000台強に達しました。このため月産1万台規模に引き上げ、納期の短縮を図っていますが、まだ理想の1カ月以内に短縮できていません。

 10月に初のフル販売に入り、同月の登録台数を9153台まで伸ばしましたが、ライバルのシエンタの実績である1万778台に1625台差をつけられ追い付いていません。このため、今後さらに増産し、トップ奪還を目指すものと思われます。

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