レーシングドライバーの山野哲也です。今回またJARI(日本自動車研究所)の方で、ゼロヨン加速や最高速チャレンジをしてきました。
ポルシェは穏やかな特性を見せながら、クルマの乗り心地もすごくいいし、高速バンク内でも、直進路でもものすごく安定しているんですよね。
初出:ベストカー2017年1月26日号
未明の高速周回路をモンスタースポーツが走る!
2016年も押し迫った12月6日午前4時、茨城県城里町のJARI(日本自動車研究所)城里テストセンター、高速周回路に3台のモンスタースポーツが集結した。
未明というよりまだまだ深夜といったほうがいい漆黒の闇。コースに薄く漂う夜霧に高速周回路を照らすオレンジ色の照明が眩く煌めく。
この時期にしては暖かく外気温は5℃、ほぼ無風でコースはドライ。一部に夜露の影響なのか湿った場所もみられるが、走行には影響はないだろう。
各車タイヤのチェックを完了し、NSX・GT-Rともに速度リミッターを解除して最高速テストの準備が整えられていく。
ドライバーは山野哲也選手。おそらく各車ゼロヨンは10秒台、最高速は300km/hを超えてくるだろう。
このシビアなテストを任せられるドライバーは数少ない。山野哲也選手はたぐいまれなる車両制御能力、状況判断能力を備えるトップレーシングドライバー。
山野選手は各車のコンディションを確認し、シートポジションを調整。ペダル類の操作感などを念入りに確認し、テストに備える。
さあ準備は整った。
実際のテストシーンと各車の印象を動画でリポートしよう。
- ・ポルシェ911ターボS(7速PDK) 2599万円
- ・NSX(9速DCT) 2370万円
- ・GT-R トラックエディション(6速DCT) 1369万9800円
ベストカー本誌の記事と合わせてお楽しみください!
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