松田秀士が感じた今後の課題とは?
とにかくパフォーマンスとシルエットは予想以上の満足感だ。しかし、乗り心地は細かなピッチングに悩ませられる。米国の高速道路の路面はとても悪く、継ぎ目のギャップなど日本の比ではないのだ。
とはいえ、そのあたりを何気なくこなすモデルもあるわけで、改良の余地はある。
その後、箱根のようなエンゼルスハイウェイを走る。ここでも、エンジンのパフォーマンスは素晴らしく、コーナリングから立ち上がりのトラクションでリアにしっかりと荷重をのせてダッシュする様には感動すら覚える。
第2世代となったバイワイヤー式ステアシステムのダイレクト・アダプティブ・ステアリングは進化しているが、もっとダイレクト感が欲しいところだ。全体的に改良の余地は残されているが、スポーティなスカイラインクーペの後継として相応しいモデルだ。
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