新型ハスラーいよいよ発売!! 「アウトドアテイスト」がさらに大進化!! 

■35㎜以上の広さを感じる

 搭載エンジンはNAとターボ。ターボはアルトターボRSから採用するもので、吸排気系やシリンダーヘッドを変更し、ゆとりの動力性能を味わえる。

 トピックはNAで、新開発R06D型エンジンを搭載。スズキ軽初のデュアルインジェクションシステムをはじめ、熱効率を上げる技術を採用。熱効率向上により多くのエネルギーを無駄なく引き出し動力に変換することで、燃費や走りへ与える影響が大。特に低速域から中高速域で優れた実燃費になるという。つまり、財布にも優しい新型だ。

改良型R06A型ターボエンジンはゆとりの動力性能を発揮。一方、新開発のNA、R06D型エンジンは熱効率向上のために新技術をどんどこ採用。燃焼温度を抑制するクールドEGRや急速燃焼などで実燃費を向上させている
改良型R06A型ターボエンジンはゆとりの動力性能を発揮。一方、新開発のNA、R06D型エンジンは熱効率向上のために新技術をどんどこ採用。燃焼温度を抑制するクールドEGRや急速燃焼などで実燃費を向上させている

 ハスラー自慢のパッケージングのよさも進化。スクエアなカタチになったことで、長さや幅など室内寸法がやや広くなった(詳細は下の後席写真横に)。特に「広いな〜」と感じるのは35㎜長くなったホイールベースの長さぶんだけ後席がスライドでき、その足元空間はミニバン並みだ。

室内はさらに広く。初代比較で室内サイズは長さが+55mm、幅が+35mm、高さが+20mmアップ。このわずかな違いが広さを生み出す。後席のスライド幅も+35mm長くなり、便利になった
室内はさらに広く。初代比較で室内サイズは長さが+55mm、幅が+35mm、高さが+20mmアップ。このわずかな違いが広さを生み出す。後席のスライド幅も+35mm長くなり、便利になった
よりスクエアになり、乗降もスイスイ。リアのクォーターガラスが個性的
よりスクエアになり、乗降もスイスイ。リアのクォーターガラスが個性的

■スズキ軽初の安全機能

 さらに安全技術面も充実。今の新車選びの重要要素ゆえ、抜かりなし。進化したデュアルカメラブレーキサポートを搭載。夜間歩行者探知機能や後退時ブレーキサポートなど安心機能が追加。またターボ車には、スズキ軽初のふたつの機能も加わった。全車速追従機能付きACC(停止まで対応)と、車線逸脱抑制機能だ。軽のライバルに負けじと安心・安全面も強化。

 初代比較で「別物」と瞬時に感じるのがインテリア。シートやドアのパネルの質感が向上し、特にインパネからは「斬新デザイン・タフさ・高い機能性・使い勝手のよさ」といったキーワードがヒシヒシと感じられる。他車より一歩も二歩も進んでいる印象だ。

ボディカラーと同色のアクセントカラーで仕立てられた室内。インパネにはタフさが漂う

 最後に竹中CEからこの言葉。「乗り出した低速でもすぐ違いがわかる走りです。初代よりかなり進化していますよ」。こりゃ、もう、試乗が待ち遠しくなってきた。

全グレードがマイルドハイブリッドを搭載。WLTCモード燃費は、ターボが22.6km/L(2WD)、20.8km/L(4WD)。NAが25.0km/L(2WD)、23.4km/L(4WD)<br>
全グレードがマイルドハイブリッドを搭載。WLTCモード燃費は、ターボが22.6km/L(2WD)、20.8km/L(4WD)。NAが25.0km/L(2WD)、23.4km/L(4WD)
※グレードの上から2つめ以外はすべて「スズキセーフティーサポート」装着車
※グレードの上から2つめ以外はすべて「スズキセーフティーサポート」装着車

【画像ギャラリー】日常でアウトドア気分。ユーティリティが自慢の新型ハスラーをチェック!

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