ドライブModulo 〜ベストカー×Modulo 体感試乗会〜 レポート

Moduloの車両でプチオートテスト

 午前中のもうひとつのプログラムはクルマの大運動会。バックギアを使ったジムカーナとして、近年人気を集めるオートテスト風のプログラムだ。

 パイロンスラロームを経て、前向きで駐車。そしてダーツで風船を割った後に、バック駐車をしてスタート時点に戻ってくるというもの。

 ゲーム要素もありながら、「走る・止まる・曲がる」の3要素が備わったクルマでないとかなり難しいゲーム。

 当日はModuloXのN-ONEとN-BOXが使用車両として用意された。どちらも基本設計に軽自動車でかなりの人気を誇る車種だが、車高も高く、タイヤの絶対的なグリップだって限られている。

 しかしModuloのサスペンションで上質感を得た2台は低速のスラロームもなんのその。

 細かな動きが必要なオートテストだけに、ガチガチしていない上質なセッティングのModuloは一般参加者にも挙動が分かりやすい。

 マイルドだけどしっかり粘る、その質感はハイトのあるN-BOXでもより一層の安心感を与えたようだ。

 当日はなぜか風船が割れないトラブルもあったが、全員が景品をゲットできたぞ。老若男女問わず楽しめるのがこのオートテスト風運動会。今後のModuloイベントでもきっと体験できるはずだ!!

ワンメイクレースも開催されるN-ONEは、ModuloXにするとその剛性感、足回りは軽自動車とは思えないもの。低速スラロームでもその味わいを堪能できた
ワンメイクレースも開催されるN-ONEは、ModuloXにするとその剛性感、足回りは軽自動車とは思えないもの。低速スラロームでもその味わいを堪能できた
ハイト系の軽自動車ながらアグレッシブなエアロと相まってかっこいいN-BOX ModuloX。高い位置からの風船割りはなぜか割れない参加者多し
ハイト系の軽自動車ながらアグレッシブなエアロと相まってかっこいいN-BOX ModuloX。高い位置からの風船割りはなぜか割れない参加者多し

NSXもビックリ!? S660、N-ONEがここまで曲がる

 午後は土屋さんと松浦選手による同乗走行。使用車両はS660(土屋さん)とN-ONE ModuloX(松浦選手)。

 ミニジムカーナを交通教育センターに設定。限界の挙動を超えた際にどのような動きをするのか、プロが日常では体験できない挙動を見せるという主旨だ。

 もちろん百戦錬磨のプロドライバーだからできるワザ。Moduloのセッティングを加えられたクルマなら安心感を高めつつ、プロドライバーの超速操作を受け付ける。世界を見てきたふたりからしても完成度はかなり高いようだ。

 圧倒的なS660 モデューロ仕様の運動性能、そして土屋さんのドラテク。安全運転の極致がモータースポーツにもつながるのだ。ぜひ動画でご覧いただこう!!

N-ONE ModuloXはこんなにロールしてもしっかり曲がる。現役GTドライバー松浦選手もお墨付きの1台
N-ONE ModuloXはこんなにロールしてもしっかり曲がる。現役GTドライバー松浦選手もお墨付きの1台

S660のドリキン同乗走行の様子は動画でどうぞ!!

パイロンスラロームでModuloXの乗り味をチェック

 鈴鹿サーキット交通教育センターが誇る直線200mのブレーキコースにて、Moduloサスペンションの乗り味を徹底チェック。

 ステップワゴンModuloXの開発責任者と、Moduloの乗り味の統括責任者が同乗しているので、疑問におもったことを質問攻め。

 とにかく質感にこだわったこと、高速域での走行安定性にこだわったことなど、開発現場からの熱い思いを聞くことができたようだ。

 スラロームではハイトのあるステップワゴンながら、ふらつくこともなく、トータルでのセッティングの実力を見せつけた。

 60km/h程度の速度域でも安定感を感じるエアロパーツ、そして熟成されたサスペンションやボディパーツのセッティングでトータルバランスを体感。ますますModuloXに夢中になった瞬間のようだ。

ある程度のスピードでスラロームをクリアしていく。ミニバンながら「こんなに自分の思いどおりに動くなんて」と驚く参加者は多かった
ある程度のスピードでスラロームをクリアしていく。ミニバンながら「こんなに自分の思いどおりに動くなんて」と驚く参加者は多かった

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