BMW M社といえばM3やM5といった高性能モデルの生みの親。そのM社がついに本気の電動化へ踏み出した。ノイエクラッセをベースとした新型電動Mモデルの雪上テスト画像を公開したのだ。M3やM5で名声を築いてきた“走りの血統”はEV時代でも健在で、むしろ新時代のパフォーマンス基準を打ち立てようとしている。
文:ベストカーWeb編集部/写真:BMW
【画像ギャラリー】次期iM3になるかもしれないクルマをもっと見て!(16枚)画像ギャラリー雪上テストの写真を公開!
BMW Mが公開した雪上テストのイメージは、電動化=おとなしいという固定観念を一気に吹き飛ばす内容だ。完全電動化された次世代BMW Mモデルは、2027年以降の登場を見据え、すでに厳しい環境下での走り込みが始まっている。
ノイエクラッセの最新技術を土台に、Mの名にふさわしい動力性能とドライビングプレジャーを追求する姿勢は一切ブレていない。
電動化でも譲らないMの走りの哲学
次世代電動Mモデルの中核となるのがBMW M eDriveだ。前後アクスルに合計4基の電動モーターを搭載し、各輪を独立して駆動するという贅沢な構成を採用。これにより後輪駆動と四輪駆動の美点を両立し、状況に応じてフロントアクスルを切り離すことも可能としている。
制御を司るのは「Heart of Joy」と呼ばれる高性能コンピューター群で、Mダイナミックパフォーマンスコントロールと連携し、限界域でも正確無比なトルク配分を実現する。雪上テストは、こうした高度な制御技術が本当に使えるかを確認する重要な舞台であり、Mがサーキット由来の思想をEVにそのまま持ち込んでいる証拠である。
ノイエクラッセが切り開く新時代のM
電動Mモデルを支える高電圧バッテリーも特別仕様だ。100kWh超の使用可能エネルギーを持ち、800ボルト技術による高い充電性能と強力な回生性能を両立するという。
バッテリーは車体構造の一部として前後アクスルと結合され、ボディ剛性向上にも貢献する。さらに軽量化へのこだわりも健在で、モータースポーツで培った知見を活かし、天然繊維素材を初採用する点も注目に値する。
M3やM5が築いてきた伝統は、ノイエクラッセとともに次のステージへ進化する。電動化は終わりではなく、BMW Mにとって新たな始まりなのである。
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