高速区間は小型スポーツ有利も一般道で健闘のNSX
燃費計測でわかった9台それぞれの特徴は次のとおり。
■ホンダ NSX
EVスタート、EV走行ができるハイブリッドだけに一般道の燃費が光る。
■日産 GT-Rニスモ
走行パターンによる燃費の変動が少ない点に注目。
■日産 フェアレディZ ニスモ
100km/hのエンジン回転数は2000回転と低く、高速道路の燃費は良好。一般道の燃費も信号待ちが少なければ図太いトルクを生かし早めのシフトや飛ばしシフトができるので意外にいい。
■レクサス RC F
100km/hのエンジン回転数は1500回転と低いため、5L、V8のエンジンを考えれば高速道路の燃費はいいが、一般道の燃費は交通量に反比例する印象だ。
■スバル WRX STI
燃費が低く安定しているのはEJ20型エンジンの古さのせいだろうか。
■マツダ ロードスター(RS/RF RS)
2台の燃費の差はクルマよりも、ドライバーのクセの差が大きいように感じる。
■トヨタ 86
前期型からファイナルが5%ローギアードになった後期型の燃費は高速道路5%落ち、一般道は同等の印象。
■ホンダ S660
軽さ、空気抵抗の少なさという燃費に有利な要素を生かしブッチギリの燃費を記録。
(文:永田恵一)
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