新型キックスは街中だけでなく、高速道路でも頼れる走りを見せてくれるのか!? 期待のe-4ORCEを実際に走らせてチェック! 加速の余裕や乗り心地、静粛性の高さ……はたして新世代らしい進化が感じられるのか!?
文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】乗り味は圧倒的クラストップ!? 高速道路を走る新型キックスを激写! (11枚)画像ギャラリー想像以上に上質な乗り味に不満ナシ!?
新型キックスの高速性能はいかに!? 加速力・静粛性・運転支援システムなど、気になる点を徹底評価! 最上級グレードの意外な実力も確認できたので、併せてレポートする。
試乗したのは最上級モデル「G e-4ORCE」。1.4L直3エンジン×第三世代e-POWERを搭載し、日産独自の電動四輪制御技術“e-4ORCE”によって駆動する。まずは本線への合流でパワーを確認。Frモーター315Nm+Rrモーター140Nmによる加速はスムーズかつパワフル。
みるみるうちに速度が高まり、あっという間に法定速度に到達。高速域での加速力も申し分なく、パワートレーンのノイズも相変わらず少なくて感動である。
スタビリティの高さはCMF-Bプラットフォームとe-4ORCEによるもの。ドッシリした印象で、コンパクトSUVにありがちなフワフワ感や接地感の薄さはない。ギャップのいなしもソフトで上質。Gグレードのタイヤは225/45R19となり、X系(215/60R17)に比べると扁平率が低い。
しかし、下道でわずかに硬さを感じる程度で、基本は上質なフィーリング。アタリの柔らかさを損なっていないのは意外だった。
SUVでこんなに静かなの!? でももう一声欲しい機能も……
特筆すべきは静粛性の高さ。これまでのe-POWERはキーンという甲高い音が聞こえていたが、そういったものは一切なく、ロードノイズや風切り音に関してもコンパクトSUVではトップ級に抑え込んである。フロントガラスの高遮音化や吸遮音材の最適配置など、静粛性に対するこだわりが効果として出ていた。
運転支援システムのプロパイロットもテストした。今回からフロントカメラや制御ユニットの性能を向上させたと耳にしたが、実走行ではセレナやエクストレイルと明らかな違いはなかった。基本性能は十分だが、白線内で少しふらつく挙動が見られたり、ステアリング保持判断が先代同様のトルク感応型だったり、ADASについてはもう少し進化が欲しいところ。
高速試乗の後に一般道での走行も交え、最終的な燃費は19.3km/Lだった。カタログ値(WLTCモード)が20.1km/L、高速モードでは19.4km/Lなので悪くない結果だろう。シリーズ式ハイブリッドの弱点と言われ続けた高速燃費を改善した第三世代e-POWER、乗り味はクラストップ級に良かったので、試乗して欲しくなる方も大勢いそう。
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