■細かく教えてくれた解説スタッフ、実は「あの人」でした!
細部を見ていくと、Cピラーの「クラウン(王冠)」マークも消え、ダッシュボードの漢字表記もなくしてすべて英字にするなど、隅々までこれまでのクラウンの常識を変化させていることにも気が付いた。
そこで思い切って「もしや新型クラウンは(日本専売ではなく)世界進出も狙うのでしょうか?」と投げかけると、技術者は「現時点では国内専用ですが、世界のどこに出しても恥ずかしくないクルマに仕上がっています」と自信たっぷりのコメントが返ってきた。
実際に、トヨタブースへと訪れた中近東などの海外メディアから、「クラウンを海外で売らないのか」との質問が何度もあったそうだ。
設定されるグレードやパワートレインなどはまだ公開されていないが、インパネを細かく見ると「エネルギーマネージメントメーター」があり、ハイブリッドだとわかる。おそらくカムリに搭載されている2.5Lガソリンエンジン+モーターユニットだろう。
新型クラウンは、いわゆる「クラウン像」を大きく覆すスポーツセダンに生まれ変わることは間違いない。
それは先にも述べたが、「RS」のバッチを掲げながら、「ロイヤルサルーンの略ではない」ときっぱりと答えるあたりからも分かる。
きっとゼロクラウン登場以来の大革命となるはずだ。今から来夏が待ち遠しいばかり。
余談となるが、なんと今回解説スタッフとして親切にいろいろ説明してくれた人物こそ、次期クラウンのチーフエンジニア、秋山晃氏その人だった。ありがとうございます! 登場楽しみです!!(冷や汗)
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