■新型オデッセイ登場の鍵握るマイナーチェンジモデル
現行モデルの登場は2013年10月31日であり、7年が経過しつつある。本来であればフルモデルチェンジの時期であるが、今回はビッグマイナーチェンジで対応する。同クラスのマーケットニーズが頭打ち傾向にあるためと思われる。
今回の改良によって販売回復が見込めない状況であれば、モデル廃止に踏み切る可能性もある。10月上旬には価格を決め先行予約の受付を開始した。今年度中に営業マン1人1台、全国では約1万台の受注達成を目指している。
首都圏にあるホンダカーズ店でハイブリッド「アブソルートEX」、7人乗り、プラチナホワイトパールが価格462万4000円。
ここにフロアマット、ライセンスセット、ナビ、ドライブレコーダー、ドアバイザー、プレミアムコーティング、ETCなど70万円近くのオプション&付属品を付けて弾いて貰うと、法定、法定外費用を含めて弾いて貰うと総額562万円強と出た。
残価設定クレジットは年度末まで特別低金利で実質1.9%を設定している。現時点での納期は12月中旬であり、間もなく来年に先送りされる方向にある。値引きの初回回答は15万円で在庫一掃セールよりも10万円以上引き締めている。
【証言1:首都圏ホンダカーズ店営業担当者】
フルモデルチェンジを期待していたが、今回はビッグマイナーチェンジで対応することになった。ミニバン市場はかつてのように活気がないので、やむを得ないかも知れない。フルモデルチェンジによる世代交代はあと2年以上先送りされそうだ。
この新型車の売れ行きが復活しないと次期型へのフルモデルチェンジはない可能性がある。見た目の立派さ、使い勝手の向上、装備の充実、安全対策強化で最高の技術を導入しているので、かなり期待できると確信している。
歴代オデッセイやステップワゴンの既納ユーザーを中心に代替えを進めて行きたい。
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