Lクラスの高級ミニバンとしてダントツの人気を誇るアルファードと兄弟車ヴェルファイア。
新車販売台数を見るとその凄さがわかる。アルファードは新車販売ランキングでは高額な高級ミニバンにもかかわらず、6月4位、7月5位、8月5位と売れに売れまくっている。
そんななか、「勝って兜の緒を締めよ」ではないが、大ヒット中にもかかわらず、トヨタはTNGAプラットフォームを採用した新型アルファードを開発中だ。
さて、新型アルファードはいつ登場するのか? 今わかっているすべての情報をお伝えしよう!
文/ベストカー編集部
写真/トヨタ
CGイラスト/ベストカー編集部
初出/ベストカー2020年10月26日号
【画像ギャラリー】現行よりもオラオラ度倍増! 新型アルファードのエクステリアをチェック!
2020年4月のデビューに向けて新型アルファードを開発中!
2020年1~8月の販売台数はエルグランドが月販平均299台なのに対し、アルファードは月販平均6519台、ヴェルファイアは月販平均1652台。2002年8月の販売台数を両方合わせると8329台に達する。
新車販売ランキングでは、アルファードは6月4位、7月5位、8月5位。プリウスだけでなく、セレナ、シエンタ、ノートより売れているのだ。ラージクラスの高級ミニバンがこれほど売れているのは凄いことだ。
3代目となる現行型アルファード/ヴェルファイアが登場したのは2015年1月。2017年12月にはマイナーチェンジを実施して、エクステリアのデザイン変更や安全装備の充実などを図っている。
3ナンバーサイズの大型3列シートミニバンといえば、日産エルグランドがパイオニアで、アルファード/ヴェルファイア登場後は、両車が切磋琢磨してこのカテゴリーをけん引してきた。
ここ数年は、エルグランドがフルモデルチェンジを実施していないことからアルファード/ヴェルファイアの独り勝ち状態が続いていた。
そんななか日産はエルグランドのビッグマイナーチェンジモデルを2020年9月10日に発表、9月14日から予約注文の受付が始まっている。
2020年1~8月の販売台数はエルグランドが月販平均299台なのに対し、アルファードは月販平均6519台、ヴェルファイアは月販平均1652台。2002年8月の販売台数を両方合わせると8329台に達する。
新車販売ランキングでは、アルファードは6月4位、7月5位、8月5位。プリウスだけでなく、セレナ、シエンタ、ノートより売れているのだ。ラージクラスの高級ミニバンがこれほど売れているのは凄いことだ。
5ナンバーサイズ3列シートミニバンの需要が頭打ちとなっているのに対し、アルファード/ヴェルファイアのようなラージクラスの高級ミニバンはファミリーユースではなく、快適なロングツアラー、あるいはVIP用車といった需要があり、高い人気を博しているのだ。
当然トヨタとしては力を入れて次期型開発を行っており、2022年4月のデビュースケジュールで計画を進めている。
トヨタは販売チャンネル統合により車種統合の方向にシフトしているが、次期型は販売面で”強さ”を見せるアルファードに統合する。
アルファード/ヴェルファイアの販売比率はおおよそ8対2なので当然の判断だろう。ただし、ヴェルファイアファンのために、「カスタム」仕様を設定するのはノア/ヴォクシーのモデルチェンジと同様だ。
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