CX-8はエクステリアも改良
●エクステリア
「Lパッケージ」、「エクスクルーシブモード」という上位グレードのグリルを水平基調から、エレガントな質感を表現するブロックメッシュと呼ばれるものに変更。
また、「エクスクルーシブモード」では19インチアルミホイールのデザイン変更、フロントバンパー下部のガーニッシュ追加なども行われている。
●パワートレーン関係
2.2Lディーゼルターボエンジンの性能向上、アクセル操作に対するレスポンスの正確性向上、2.5Lガソリンターボエンジンを除く6速ATのレスポンス向上と、CX-5と同様だ。
●ハンズフリー機能付パワーリフトゲートをほとんどのグレードに設(メーカーOP設定含む)
●ワイヤレス充電をメーカーオプションも含め、ほとんどのグレードに設定。
●センターディスプレイのサイズ拡大
CX-5同様にセンターディスプレイを今までの8インチから、上級グレードまででは8.8インチ、最上級グレードクラスでは10.25インチに拡大し、視認性を向上。センターディスプレイが8.8インチとなる主力グレードではメーカーオプションで10.25インチも選択可能だ。
●CX-5と同様のコネクテッドサービスの導入
●シート関係
今まで2列目シートが独立したキャプテンシート(6人乗り)のみだった最上級グレード「エクスクルーシブモード」に、2列目が3人掛けベンチシートとなる7人乗り仕様を追加。なお価格は6人乗り仕様に対し16万5000円安い。
●グレードの追加
「プロアクティブ」がベースとなる点も含めCX-5とほぼ同じ内容の特別仕様車「ブラックトーンエディション」が加わった。
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今回のCX-5とCX-8の商品改良の内容は、2.2Lディーゼルターボの性能向上がハイライトとなる、「やや大きめのもの」といった印象で、「市販車に盛り込める改良は素早く水平展開する」という点は好感が持てる。
苦戦を強いられているマツダではあるが、美点であるマメな商品改良を継続し、クルマを磨き続けることが苦戦から脱することにつながるに違いない。
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