2018年2月19日、フェラーリジャパンは新型車「ポルトフィーノ」の日本仕様を発表しました。
「ポルトフィーノ」とは北イタリア(リグーリア州ジェノヴァ)にある地中海沿いの港町の名前で、イタリア国内でも最も美しい観光地のひとつ。
「その名を関するフェラーリ・ポルトフィーノは、 GTレンジで最も多用途性に優れたモデルとなりました」と公式リリースにある。
そんな「フェラーリ・ポルトフィーノ」の概要を、速報ベースでお届けします。
文:ベストカーWeb編集部
■「フェラーリ史上最も強力なコンバーチブル」
この「フェラーリ・ポルトフィーノ」は、 2009〜2017年に発売されたフェラーリ初のクーペカブリオレの2+2(つまり4人乗り)モデル、「フェラーリ・カリフォルニア」の後継車となる。
FRであり、後席とトランクを持つフェラーリは日常的な使い勝手が高く、アメリカ市場を中心に大ヒット。フェラーリ社の業績向上に大きな役割を果たした(なにしろ購入者の70%が「初めてのフェラーリオーナー」だった)。
そんなカリフォルニアの後継車として登場したのが、このフェラーリ・ポルトフィーノ。 2017年9月のフランクフルトショーでワールドプレミアとして登場し、この2月の発表会で日本上陸。すでに全国のフェラーリ正規代理店では注文を受け付けている。
電動ハードトップ、広いトランク、約 600馬力の 3.9L、V8ターボエンジン(トランスミッションは7速DCTのみ)、0〜100km/h加速わずか3.5秒と、公式リリースでは「フェラーリ史上最も強力なコンバーチブル」と胸を張るだけの実力を持つ。
先代のカリフォルニアがそうであったように、アメリカ市場でバカ売れすること間違いなしのモデルとなる。
お値段2530万円(税込み)〜。正直いって一生買える気がしないが、ぜひ一度試乗してみたい一台。
■フェラーリ・ポルトフィーノ主要スペックはこちら
●エンジン
タイプ V8 – 90°ターボ
総排気量 3,855cc
ボア&ストローク 86.5 mm x 82mm
最高出力 441 kW(600ps)/7,500rpm
最大トルク 760 Nm/3,000-5,250rpm
最高許容回転数 7,500rpm
圧縮比 9.45:1
●サイズ & 重量
全長 4,586 mm 全幅 1,938 mm 全高 1,318 mm
ホイールベース 2,670 mm
フロント・トレッド 1,633 mm
リア・トレッド 1,635 mm
空車重量 1,664 kg
乾燥重量 1,545 kg
重量配分 46:54(フロント:リア)
トランク容量 292 L
燃料タンク容量 80 L
●タイヤ
フロント 245/35 ZR20; 8J×20
リア 285/35 ZR20; 10J×20
カーボンセラミックブレーキ
フロント 390 mm×34 mm
リア 360 mm×32 mm
●トランスミッション&ギアボックス
7速F1デュアルクラッチ・トランスミッション
●電子制御
ESP、ESC、F1-Trac、E-Diff 3、ツインソレノイド装備 SCM- E
●パフォーマンス
最高速度 > 320 km /h
0-100km/h 3.5秒
0-200km/h 10.8秒
100-0km/h 34 m
●燃料消費 & CO2排出量
燃料消費量 10.7 L /100 km
排出量 245g CO2 /km
●価格
2530万円〜(税込み)
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