トヨタ救急車はハイエースと違って何が特別?? 絶対の信頼性確保する秘密とは


■ベースとなるハイエースと救急車はどう違う?

トヨタ救急車のベース車両であるハイエース。室内の作業スペース確保のため、救急車はハイエースよりもわずかに大きくなっている

 パトライトや医療機器といった救急車としての部分を除くと、ハイエースに対してトヨタ救急車は以下の差別化が図られている。

●ボディサイズ&車重
 ハイエース スーパーロングボディの全長5380mm×全幅1880mm×全高2285mmに対し、トヨタ救急車は全長5600mm×全幅1895mm×全高2490mm(一例)に拡大されている。

 理由は、全長がリアバンパーに付くステップぶん、全幅がハイエーススーパーロングボディに対し小回りが効くようタイヤの切れ角を拡大、そのぶん外側に出たタイヤを収めるためのフェンダーモール分、全高は作業の際の室内高確保のためだ。

 車重もハイエーススーパーロングバンが2WD/1860kg、4WD/1970kgなのに対し、トヨタ救急車は一例で2580kgと架装分で相当重い。

●右側にもスライドドアが付く
 ハイエーススーパーロングボディは商用バン、10人乗りワゴン、小型バスのコミューターともにスライドドアは左側のみだが、トヨタ救急車には左側に加え乗降のためではなく医療機器のメンテナンスなどという目的で右側にもスライドドアが付く。

●サスペンションの変更
 医療機器は患者室の右側に集中するのに対応し、サスペンションのスプリングの硬さの変更など手が加えられている。

*   *   *

 調べてみると救急車は想像以上に丹精込めて造られているクルマである。

 加えて、救急車は公共の高い車両だけに、パトライトを点滅させている救急車を運転中に見た際には「自分が乗っていたら」という気持ちになって、とにかく救急車を先行させる動きを心掛けてほしい。

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