MIRAIやLSの高額先進装備を、ノア/ヴォクに破格で!!
全車速追従型レーダークルーズコントロールやLTA(レーントレーシングアシスト)といった、先進支援技術は標準装備。新型ノア/ヴォクシーではさらに、緊急時操舵支援(アクティブ操舵)や、レーンチェンジアシスト(自動車専用道でウィンカー操作をきっかけに車線変更)、そしてアドバンスドドライブ(自動車専用道での渋滞時にハンズオフが可能)までもが用意されている。
MIRAIやレクサスLSで、60万円でオプション用意されているような新技術が、最量販ミニバンに搭載、しかも13万4000円(パッケージオプション)という破格の価格で用意されているのだから驚きだ。
また、アクアにも搭載された、シフト操作も制御してくれるアドバンスドパークも採用。駐車スペースの横に停車したあとは、「起動」と「開始」の2プッシュするだけで、クルマがステアリングや後退へのシフトチェンジまで操作してくれるので、ドライバーはブレーキ操作のみすればよい。
このような「駐車支援システム」は、これまでいろんなメーカーのものを何台も試してきたが、どれも動作が遅く、満足いく出来ではなかった。だが、今回のシステムは、驚くほど動作が早く、積極的に使いたくなる出来だった。駐車が苦手な方にとっては、心強い味方となるだろう。
最強のモデルに仕上がった!!
目標台数はノアが8100台/月、ヴォクシーが5400台/月とのこと。トヨタとしては、ノアをミドルクラスミニバン販売の主力としたいようだ。だが、ブランド力はヴォクシーの方が強い。狙い通りに売れてくれるかは未知数だが、目標販売台数は余裕で越えてくるだろう。
見た目の変化以上に、中身の進化が想像を超えている新型ノア/ヴォクシー。新世代ミドルクラスミニバンの更新の一番手は、最強のモデルに仕上がった。これに対抗するホンダステップワゴン、日産セレナも、生半可な改良では追いつくことはできないだろう。2022年のミニバン大戦争が、いよいよ幕開けする。
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