■新型ジムニーが絶好調の滑り出しで納期は半年以上先!
スズキが7月5日に発表、発売した新型ジムニー/ジムニーシエラの売れゆきが、絶好調の滑り出しとなっています。発売直前から予約受注を開始しましたが、多数のバックオーダーを抱えており、7月中旬現在の納期は半年以上先になる予定で、年内納車が難しくなりつつあります。
グレード別では、最上級のXC(ジムニー)、JC(シエラ)の引き合いが多くなっています。当分は生産が追いつかない状況が続きそうです。
■アウトランダーPHEVを8月末にマイナーチェンジ
三菱自動車はアウトランダーPHEVを8月末にマイナーチェンジします。内外装のデザイン変更、PHEVのパワートレーンの改良などが主な変更点になります。
外観はフロントバンパー&グリル、アルミホイールのデザインを変更して見栄えをよくします。
パワートレーンはPHEVの2Lエンジンを2.4Lに排気量拡大し、バッテリーの容量アップやモーターの大型化が図られます。これにより、航続距離は従来の60kmから65km(暫定値)に向上します。エンジンは排気量アップすることで動力性能は向上しますが、燃費性能は多少悪化する見込みです。
なお、ガソリン2.4L車の変更は今回、行われません。
■ポルテ/スペイドの生産中止が秒読みに
コンパクトハイトワゴンの「ポルテ/スペイド」の生産中止が秒読み状態になっています。今年6月までの月間販売台数では、ポルテが500台、スペイドが400台近辺で、前年同期実績に対しては半減しています。
2016年11月に同じハイトワゴンでより使い勝手のいい、両側スライドドアのルーミー/タンクがダイハツからのOEM供給で発売されたことが大きな要因となっています。こちらにほぼ需要がシフトしており、扱うトヨタ系列店では「ルーミー/タンクの登場でポルテ/スペイドの役割は終わった」と囁かれています。こうしたことから、年内いっぱいあたりで生産中止になる可能性があります。
トヨタは2025年までに国内乗用車ラインアップを半減させる方針を内々に各販社トップに伝えており、ポルテ/スペイドの廃止もその一環となりそうです。
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