新型マツダCX-60の先行予約スタート! さっそく見積もりをもらいに行ってきた!!

■CX-60の価格とラインナップが判明


■CX-60のラインナップと価格
25S Sパッケージ:FR/299万2000円、4WD/321万7500円
25S Lパッケージ:FR/341万5500円、4WD/364万1000円
25S エクスクルーシブ モード:FR/384万4500円、4WD/407万円
XD:FR/323万9500円、4WD/346万5000円
XD Sパッケージ:FR/358万500円、4WD/380万6000円
XD Lパッケージ:FR/400万4000円、4WD/422万9500円
XD エクスクルーシブ モード:FR/443万3000円、4WD/465万8500円
XD-ハイブリッド エクスクルーシブ スポーツ:4WD/505万4500円
XD-ハイブリッド エクスクルーシブ モダン:4WD/505万4500円
XD-ハイブリッド プレミアム スポーツ:4WD/547万2500円
XD-ハイブリッド プレミアム モダン:4WD/547万2500円
PHEV Sパッケージ:4WD/539万円
PHEV エクスクルーシブ スポーツ:4WD/584万6500円
PHEV エクスクルーシブ モダン:4WD/584万6500円
PHEV プレミアム スポーツ:4WD/626万4500円
PHEV プレミアム モダン:4WD/626万4500円
※ディーラー調べ

 グレードは多岐におよぶが、ファブリックシートのSパッケージ/Lパッケージ、通常のレザーシートのエクスクルーシブ、ナッパレザーシートが奢られるエクスクルーシブ・プレミアムが用意される。

 ベーシックグレードのガソリン車、2WDのSパッケージは299万2000円から、ディーゼルのXD、2WDは323万9500円から、という戦略的な価格設定がなされている。

 エクスクルーシブ以上のグレードには、価格が同じスポーツとモダンという2種類が用意される。

 スポーツはフロントグリルの外周部やホイール、ミラーなどがブラックアウトされ、フロントグリルメッシュも横に広がるタイプ。モダンはクロームベースのフロントグリル外周部、切削加工のホイール、縦に広がるフロントグリルメッシュなどが特徴となっている。

タンとブラックのコンビネーションのステアリングやシートで温かみを感じさせるエクスクルーシブ・プレミアムスポーツのインテリア
タンとブラックのコンビネーションのステアリングやシートで温かみを感じさせるエクスクルーシブ・プレミアムスポーツのインテリア

 最高級グレードのエクスクルーシブ・プレミアムスポーツはキルティング入りのタン革シート、エクスクルーシブ・プレミアムモダンにはセンターにグレーのアクセントの入った白い革シート、日本の匠の技をイメージしたインテリアが用意される。価格はどちらも626万4500円となっている。

白を基調に、繊細な素材感と和のテイストを活かしたエクスクルーシブ・プレミアムモダンのインテリア、質感ではレクサスやボルボに負けていない
白を基調に、繊細な素材感と和のテイストを活かしたエクスクルーシブ・プレミアムモダンのインテリア、質感ではレクサスやボルボに負けていない

■CX-60の売れ筋グレードと納期は?

マツダ『CX-60』マイルドハイブリッドモデルの透視図。直6ディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせ、アクセルを踏み込んだ瞬間から感じられる人馬一体感と燃費性能向上を実現した
マツダ『CX-60』マイルドハイブリッドモデルの透視図。直6ディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせ、アクセルを踏み込んだ瞬間から感じられる人馬一体感と燃費性能向上を実現した

 筆者が訪問した販売店では、CX-60の予約がすでに7台入っているとのこと。そのうち5台がXD-HVすなわちディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド4WDのエクスクルーシブ・プレミアムスポーツ。

 残りの2台は「素」のガソリンとディーゼルターボ1台ずつ。同じ価格のディーゼルマイルドハイブリッド4WDのエクスクルーシブ・プレミアムモダンや、ガソリンPHEVにはオーダーが入っていないそうだ。

 実車を見ることなくマツダに注文を入れる人は、「V6と違って過給機が一つで済み、ディーゼルエンジン特有の振動が抑えられる直列6気筒ターボで、舵角も確保でき取り回しのいい縦置きレイアウト、大排気量ディーゼル特有のもっさりした低回転域というネガをマイルドハイブリッドが打ち消す、FRベースの走りのいいスポーツSUVのようなマツダがアピールしたいポイントを完全に理解している人」。

 もしくは「BOSEプレミアムサウンドシステムやサンルーフなど、メーカーオプション全部コミコミでお得感のあるエクスクルーシブ・プレミアムのグレードはガソリンPHEVやディーゼル+マイルドハイブリッドに設定されているが、ガソリンPHEVは充電にまだ煩わしさを感じて、消去法的にディーゼル+マイルドハイブリッドを選んだ人」。

 さらに「先進安全装備も国産車最高峰レベル、内装の質感もレクサスや輸入車対比で全く遜色ないレベルに見え、それでいてオプション全部込みで乗り出し620万円弱というのは、ボルボXC60やBMW X5に比べて200万円から400万円ぐらいお買い得じゃないか」と考える輸入車からの乗り換えユーザーのいずれかだという。

 割安な「素」のガソリン(FR/299万2000円)とディーゼルターボ(FR/323万9500円)が人気となるかと思いきや、「素」のガソリンはCX-5で既に使われていて値段もほぼ変わらず、CX-60をわざわざ待って選ぶ理由がないこと、「素」のディーゼルよりもディーゼル+ハイブリッドの相性の良さをマツダが一生懸命アピールしていることから、先行予約をしてまで欲しいと思う人は、「CX-60ならでは」のグレードに集中しているようだ。

 ガソリンとディーゼル、ディーゼル+マイルドハイブリッドは、4月下旬に予約を入れれば9月から10月の納車になる可能性が高いとのこと。ガソリンPHEVモデルは、リチウムイオン電池の確保の問題もあり、納車は少し遅れて12月頃の予定だそうだ。

次ページは : ■人気グレードの実際の見積もりは?

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