■パワートレーンもボディで異なる
2023年モデルのパワートレーンは、燃料の違いにより、それぞれ1タイプのみを設定する。ガソリン仕様は2L直列4気筒DOHCターボエンジンとなり、最高出力300ps/5500rpm、最大トルク400Nm/2000rpmを発揮。
クリーンディーゼル仕様がマイルドハイブリッドの3L直列6気筒DOHCターボとなり、最高出力300ps/4000rpm、最大トルク650Nm/1500~2500rpmを発揮する。
日本仕様の2023年モデルは、ボディによりパワートレーンの設定が異なり、ショートボディ「90」はガソリン専用車に。ロングボディ「110」は、ガソリンとクリーンディーゼルのいずれも選択が可能。超ロングボディ「130」は、クリーンディーゼル専用車となる。
■新価格と130の導入時期は!?
2023年モデルの価格は、ディフェンダー90が、597万~880万円。ディフェンダー110が、ガソリン車が674万~902万円。クリーンディーゼル車が805万~1234万円。ディフェンダー130が1041万~1364万円となる。
2022年モデルと比較すると、エントリー価格は60万円前後上昇しており、仕様の差はあるが、モデル全体の価格帯も引き上げられているようだ。また、新ボディ「130」は、スーパーロングボディとなる代わりに、エントリー価格も1000万円を超えるため、これまでとは異なる顧客層からも注目されそうだ。
さらに、130の日本導入を記念した限定車「ディフェンダー130ローンチエディション」が用意される。これは充実装備を誇る導入記念の特別仕様車「ファーストエディション」をベースに、より装備のアップデートを図ったもの。
限定数は30台のみとなり、2022年7月10日までの期間限定受注となる。購入希望者が予定台数を超えた場合は抽選となるので、今からでも購入のチャンスはある。価格は1207万8000~1245万8000円だ。
より多くの人と荷物を運べるディフェンダー130ならば、より冒険の幅も広がるため、いち早く手にしたいという気持ちも流行るだろうが、導入時期は、2023年4月以降を予定している。
ただ、人気車でもあるため、初期導入モデルの争奪戦となる可能性は濃厚だ。そのため、購入希望者は、ローンチエディションを含めた、早期の検討がカギとなるだろう。
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