■2019年は「大物」が続々登場…しかし不安も
2018年はホンダにとって「(量販車の)谷間の年」となったが、とはいえしかし、2019年には大物新車が控えている。
ホンダの2019年におけるニューモデル展開は、新型フィット、新型オデッセイの登場と、フリードのマイナーチェンジが控えているからだ。現在入っている情報を整理すると、3モデルとも来秋の2019年9~10月頃投入が有力となる。
フィット&オデッセイは6年ぶりの世代交代だ。
フィットは1Lのダウンサイジングターボと1.5L+2モーターハイブリッドの新開発ユニットが売りとなり、コンパクトサイズながら上級シフトでクォリティアップ、性能&燃費向上を図る。
オデッセイは2.4Lあるいは2.5Lガソリン&ハイブリッドで、やはりこちらも上級シフトしながら、使い勝手の向上を目指すべく開発を進めている。
ビッグマイチェンを実施することになる新型フリードは、こちらも1.5Lハイブリッドで、現状の1モーターから2モーターに切り替えて大幅な燃費&性能向上を図る見込み。
3車種ともホンダの国内販売店の柱となれる実力車であるだけに、どう考えても発売時期をもっとズラしたほうがいいと思うのだが(現場の販売スタッフが疲弊してしまうので)、ホンダは2016年にもシビックとN-BOXとステップワゴンハイブリッドをほとんど同じ時期に投入した…という「前科」があるので(案の定、全国の販売店がむちゃくちゃ大忙しとなったし、そのせいで売り逃したケース、買い逃したお客さんも多いのではないか)、2019年も「同じ時期に売れそうな車を集中投入」をやってしまいそうな気がする。
この2019年のホンダ新車投入スケジュールは、続報が入り次第お伝えします。
コメント
コメントの使い方