■「黒」を基調にしたクール系ステップワゴン
2018年12月20日、ホンダはステップワゴンに特別仕様車「ブラックスタイル」を設定し、発売した。
ブラックスタイルは、その名のとおり黒を基調としたエクステリアデザインが特徴で、フロントグリルやヘッドライトガーニッシュにブラッククロームメッキを採用。ホイールにブラッククリア塗装を施し、インテリアに「ブラック×パープル」と「アイボリー×シルバー」の2種類を設定。ブラック×パープルには、パープルステッチを施した専用の本革巻ステアリングホイールやブラック×パープルのコンビシートを採用している。
価格は309万4200円〜360万2880円。
なかなか売れそうな特別仕様車なのだが、その一方でミニバンの「ワル顔化」の一環だと考えると、お、こういう手もあったかという心境になる。
トヨタのアルファード/ヴェルファイアが売れ続け、ノア/ヴォクシー/エスクァイアにも各種カスタムパーツが好評を博しており、さらに独自路線を走っていた三菱デリカD:5までド派手なフロントグリルを採用している。
こうした風潮のなか、ホンダが(この「ブラックスタイル」のように)「迫力のあるフロントグリル造形が流行っているのであれば、こういうクール系もいいんじゃないの」と提案してくれているのであれば、いろんな選択肢があったほうがいいし、なんとなくホンダっぽい路線なので、ぜひとも応援したい。
このN-BOXバージョンがあったらさらに売れると思う。
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