受注9000台と絶好調!! 新型デリカミニ発表で三菱のエース&切り込み隊長に!!

■「売れなきゃ困るモデル」がしっかり売れそうでめでたい

 新型デリカミニの月販目標台数は2500台で、そのとおりに売れれば三菱自動車のラインナップの中でもトップセールスに躍り出る(個人的にはもっと売れるとは思うが)。記者から「このデリカミニの三菱内での位置づけは?」との質問に、中村副社長は以下のとおり回答した。

「これはまだ社内でも議論中であり、あくまで私見ですが、まず若いユーザー、20~30代のお客さまにこのデリカミニに乗っていただいて、お子さんがすこし大きくなったらご両親とともに乗れるようデリカD:5に、続いて高級感やステイタスを重視するようになったらアウトランダーPHEVへ、それからお子さんが独立してまた夫婦二人に戻ったらeKクロスEVに…というような、ライフステージに応じたクルマ選びができる用意が整いました」

「デリカ」シリーズの魅力は、個性と「カスタマイズ」。自分らしさをアピールできる豊富なオプションパーツが魅力です
「デリカ」シリーズの魅力は、個性と「カスタマイズ」。自分らしさをアピールできる豊富なオプションパーツが魅力です

 幅広いユーザーが見込める軽スーパーハイトワゴンだけに、ライバルも強力。なにしろトップを走るホンダN-BOXは月販2万台を誇るモンスター。その市場へ切り込むには「このモデルならでは」という価値観が重要になる。

 その点、「デリカミニ」は濃いブランド力を併せ持つ絶好のキャラクター性を持つ。強豪がひしめくジャンルで、独特の存在感を発揮できることは間違いなし。近所で乗っている人を見かけたら「お、分かってるな、あの人」と思うようなクルマだ。

最新の安心・安全装備もバッチリ。ここらへんもきっちり作り込んでおり、ますます期待できそう
最新の安心・安全装備もバッチリ。ここらへんもきっちり作り込んでおり、ますます期待できそう

 先ごろ発表された新中期経営計画を見ると、三菱自動車は今後5年間で(グローバルで)16車種の新規モデルを投入する。日本市場はホームグラウンドとして力を入れるものの、新型コルトは欧州、新型トライトンはASEAN諸国が中心であり、日本ではこの新型デリカミニ(と派生モデルとして2026-2027年頃に投入される新型軽BEV)が大黒柱として活躍する必要がある。日産+ルノーグループのなかで三菱が存在感を強めるために、このデリカミニは重要なモデルとなるわけだ。

 そしてその「売れてくれなきゃ困るモデル」が、しっかり売れそうなのはめでたい話。ぜひとも5月25日の正式発売日までに受注を伸ばしまくってほしい。
今なら予約特典で「コールマン×DELICA MINI コラボLEDランタン(大小セット)」や「サイドデカール(ディーラーオプション)」、「選べるディーラーオプション5万円分(消費税10%込)」が3つともプレゼントされるそうです。
うーん、早く乗ってみたい!!

「デリカミニ」価格表
「デリカミニ」価格表
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