新型ランクル300ハイブリッド登場!! 中東価格1600万円で謎のエンブレム「457」とは? 日本発表は年内か

新型ランクル300ハイブリッド登場!! 中東価格1600万円で謎のエンブレム「457」とは? 日本発表は年内か

 ランドクルーザー300にUAEなど中東でハイブリッドが追加になった。システム構成としてはレクサスLXに搭載される3.5Lツインターボハイブリッドだが、ランクル兄弟の頂点に君臨するパワートレインはさすがの超大馬力。日本投入はいったいどうなるのよ?

文:ベストカーWeb編集部/写真:TOYOTA

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超ハイスペックパワーユニットがすげー

こちらが追加になったランクル300ハイブリッド
こちらが追加になったランクル300ハイブリッド

 ランクル300についにUAEなどでハイブリッドが追加となった。噂にはなっていたが、やはり中東からの発表というのはトヨタとしてもかなり力を入れているのがわかる。GRスポーツとVXRにハイブリッドが追加された。

 もちろん日産パトロールが対抗馬にはなるが、中東で登場するからにはなにも燃費や経済性という視点は大きな注目点ではないだろう。極限までのパフォーマンス性能が求められるのだ。

10速ATを組み込んだシステムだ
10速ATを組み込んだシステムだ

 パワートレインはすでにレクサスLXに搭載されている3.5LのV6ツインターボハイブリッドだ。レクサスLX700hと同様に、今回のランクル300ハイブリッドは457hp(編集部換算463ps)/790Nmを発揮する。まさに現時点でランクルファミリーのなかで最強スペックを誇る1台になっているのだ。

外観はグリルなどがより精悍になっているぞ

フロントグリルのデザインに変更があるぞ
フロントグリルのデザインに変更があるぞ

 外観はグリルが少し変わっている。フロントナンバープレートの背部がブラックアウトされ、グリルが大きく黒で一体化されたような仕立てだ。またフォグランプ周辺もブラックアウトされ、ガソリン仕様が長方形形状だったのに対して、車両中央に向けて細くなる形状となっている。

 全体的にシャープな印象になっているが、中東仕様にはフロントドア下部に「457TT」というエンブレムがつく。これはもちろん最高出力457hp、そしてツインターボの略号だろう。

中東らしい!!? エンブレムがきらりと光る
中東らしい!!? エンブレムがきらりと光る

 このあたりはもしかすると数字などで権威性が求められる中東スペシャルになるのかもしれないが、単純に「HEV」のエンブレムだけだと寂しいのでなにか追加があると嬉しい。

 気になる価格は現地でGRスポーツが1600万円、VXRが1527万円ほど。日本だとレクサスLXと同価格帯になるが、もちろん日本導入時はもう少し価格は抑えた仕様になるだろう。とは言え1000万円近いプライスタグになるはず。

 史上最強スペックのランドクルーザーになるランクル300ハイブリッド。日本導入は早ければ2025年内という情報もあり、今後の展開にも期待してほしい。

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