2023年9月23日に発表されたGR86の200台限定特別仕様車「GR86 RZ 40th Anniversary Limited」。その実車が富士スピードウェイで公開されたので、開発者の思いとともに詳細を紹介しよう。
文/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真/奥隅圭之
■200台限定のハチロクをリスペクトした特別仕様車
GR86 RZ 40th Anniversary Limitedの実車は2023年9月24日に富士スピードウェイで開催された「FUJI 86×BRZ STYLE」のTGRブースに展示された。
そもそも2023年はGR86のご先祖にあたるAE86型カローラレビン/スプリンタートレノが誕生した1983年から40年目を迎えたことから、今回GR86にそれを記念した200台限定の特別仕様車、「GR86 RZ 40th Anniversary Limited」が設定された。
この特別仕様車はGR86のRZグレードをベースに外装カラーをクリスタルホワイトパールとスパークレッドの2色設定にし、AE86レビン/トレノが採用していた「白×黒」ツートーンを彷彿とさせる専用デカールを施している。
エクステリアではブラックのGRトランクスポイラーを採用し、ダークグレーメタリック塗装の18インチアルミを装備。インテリアにもAE86のヒストリーを感じさせる専用ロゴ(ドアパネルへの特別刺繡)や加飾が多数採用されているほか、赤色のブレンボ製ベンチレーテッドディスクブレーキとSACHS製(ZF)ショックアブソーバーもSZグレード以上にオプション設定される。
価格は6MT車が382万2000円、6AT車が392万円。GR Garageで200台限定での抽選受付が2023年9月25日~10月9日の間、抽選受付が行われる。10月25日から商談が開始され、2024年2月頃から販売を開始するスケジュールとなっている。
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