もう一目ぼれ! 日産の新型キックス、かっこええじゃないの! 発表されたのは北米だけど、日本じゃいつ、どんな感じで発売されるのか整理してみよう!
文/ベストカーWeb編集部、写真/日産自動車
■サイズもエンジンパワーもワンクラスアップ!
3月23日、アメリカ・ブルックリンで行われた大学バスケットボール開幕戦の会場に突如姿を現した日産の新型キックス。スポーティさを強調した現行モデルとは雰囲気がガラッと変わり、堂々たる貫禄を感じさせるSUVへと進化した。ひと目見て「こいつは欲しい!」と思った人は多いはずだ。
新型キックスのボディサイズだが、ルノーと共同開発した「CMF-B」プラットフォームを採用したことでわずかに大きくなり、全長4366mm、全幅1800mm、全高1630mm、ホイールベースが2657mmとなった。これは現行キックスより76mm長く、40mm広く、25mm高いうえに、ホイールベースも37mm長い値だ。
車重は北米のベーシック仕様である「S」のFFが1355kg。現行のSが1218kgだから、約137kgの重量増となる。
パワーユニットだが、北米で発表されたのは直4・2Lの自然吸気ガソリンエンジン(MR20DD型)。現行キックスは直4・1.6Lだったからエンジンも1クラスアップを果たした。出力141ps、最大トルク190Nmで従来比19ps、35Nmのパワーアップだ。
ちなみにこれまでの北米キックスはFFのみの展開だったが、新型は4WDモデルもラインナップする。4WDのドライブモードは「スノー」も選択可能で、降雪地では支持を集めそうだ。
■日本にはe-POWERモデルが2025年導入か?
北米仕様の概要は分かったとして、日本仕様はどうなるのだろうか。
ご存じの通り現行キックスは、日産のタイ工場で生産されて日本に持ち込まれる「輸入車」だが(北米モデルはメキシコ製)、これについては新型も同じ扱いとなる。
日本仕様のパワートレインがe-POWERのみとなり、FFとAWDが用意されることも現行と変わらない。ただしガソリンモデルのパワーアップに合わせて、e-POWERのパワーも向上するという情報が入っており、フロントモーターの最高出力は110kW(約150ps)程度までアップするかもしれない。
気になる発売時期だが、そのe-POWER搭載モデルの開発がいまだ途上にあり、2024年中の発売は難しく、2025年春頃になるという情報が濃厚だ。価格はベースモデルでも300万円を突破しそうだが、高級感を増したエクステリアなども考慮すると、検討したい1台といえるだろう。
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コメント
コメントの使い方カローラクロスより上級感ありそうね
逆転できるか?