聖地の名前を冠した特別なアルファロメオ世界初公開!! ミラノはアルファ初のBEV!!

パワーユニットは2種類

 前述のとおり、ミラノはプジョーe-2008と同じPSAグループのeCMPと呼ばれるプラットフォームを共用。このeCMPはCMPをベースにバッテリーを床下に置くことを前提に設計されたもの。

 そう、ミラノはアルファロメオ初のBEVとなる。モーターは156psと240psの2タイプが設定されるという。バッテリー容量は54kWhで、一充電の航続距離は410km(156ps搭載モデル)と公表されている。

 ミラノはBEVのほかハイブリッドも用意されている。136psの1.2L、直3ターボエンジン+21kWのモーター、さらに48Vのリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、トランスミッションは6速デュアルクラッチを採用している。駆動方式はFFと4WD(Q4)をラインナップ。

ヘッドライト同様に3つ横並びがキーワード。アルファだけでなく他社モデルでも見ないリアコンビの新しい造形
ヘッドライト同様に3つ横並びがキーワード。アルファだけでなく他社モデルでも見ないリアコンビの新しい造形

実用性も高い!!

 インテリアは人間工学に基づき、デザインだけでなく使いやすさを追求し、BEVとしてはクラス最大級となる400Lのトランク容量を備えているなど、コンパクトSUVとしての使い勝手はかなりいい。

フロントのサベルト製シートはサポート性に優れている。SUVながらスポーツ性を重視したコンセプトとなっている
フロントのサベルト製シートはサポート性に優れている。SUVながらスポーツ性を重視したコンセプトとなっている

 そのほかでは、カーナビと連動させたコネクト技術、360度駐車カメラ、180度リアカメラの採用のほか、自動運転レベル2を実現しているのも特筆点だ。

BセグメントSUVとしては最大級となる400Lの容量のラゲッジスペースを持つのもミラノの魅力となるはず
BセグメントSUVとしては最大級となる400Lの容量のラゲッジスペースを持つのもミラノの魅力となるはず

 現時点では日本での販売については未定となっているが、これだけ魅力的かつ日本向きのクルマを日本で発売しない理由がない。日本での導入は2025年と予想している。

 アルファ初のコンパクトSUVのミラノは価格次第では日本でも大化けするかも!?

これが四葉のクローバー(クワドリフォリオ)をモチーフとしたエアコンの吹き出し口。遊び心も忘れてはいない
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