■先行情報はトヨペット店、ネッツ店から
新型グランエースのラインアップは上級の3列シート6人乗りと標準の4列シート8人乗りで、それぞれ1タイプずつのグレード構成となる。
ボディカラーはホワイトパール、ブラック、グレイメタリックの3色、でホワイトパールが3万円程度のプラスで有料。内装色は本革張りでシルバーメタリックのみ。タイヤはワイドな235/60R17を履く。車両本体価格は予想より安価で、500~650万円程度となる見込み。トヨタ全系列店扱いとなる。
ハイエース/アルファードはトヨペット店扱い、レジアスエース/ヴェルファイアはネッツ店扱いと、各販売系列の専売車種であったために、まず両店からグランエースの詳細情報を先行して流し、見込み客に対してプレキャンペーンをスタートさせている。
■証言1「さすがに大きすぎるので」首都圏トヨペット店営業担当者
「新型グランエースは大サイズで豪華なつくりだから、主にホテルなどの宿泊施設の送迎用として使われる。一般向けも意識しているが、大都市部では車庫や駐車スペースが狭いと入らないので、地方都市、他の地域でニーズがあると思われる。3列6人乗りのほうが豪華で上級グレード、4列8人乗りは標準タイプで送迎用に向いているといえるだろう。
これまではハイエースやアルファード/ヴェルファイアの最上級グレードがカバーしていた分野を担うことになる。さすがに大きすぎるので、あまり多くの販売台数は期待できないが、最上級バージョンとして存在価値の大きい新型車になると受け止めている。」
■証言2「次期ハイエースの準備にも」首都圏ネッツ店営業担当者
「ヴェルファイア、レジアスエースを扱って来たので、新型グランエースへの代替え母体となるのである程度期待している。一般向けも見込めると思う。扱いモデルは多方面であったほうがメリットは大きい。レジアスエースも次期型はグランエースのようにフロントが鼻だしデザインになると聞いているので、その先駆けとしての位置づけと思われる。
ヴェルファイアはアルファード、レジアスエースはハイエースに1本化されるだろうが、商売的には、知名度が上がってかえって優位になるかもしれない。」
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