スーパーハイトワゴン デイズルークスの次期モデル?
ニッサンIMkは軽自動車規格のハイトワゴンタイプのEVコンセプトカー。ボディサイズは全長3434×全幅1512(ドアミラー除く)×全高1644mm。このIMkは新開発のEVプラットフォームを採用し、EVならではの力強くスムーズな走りと静粛性を実現しているという。
エクステリアは、都市の洗練された景観にも日本の伝統的な街並みにも自然に溶け込むような、フロントからボディサイド、リアへと滑らかに面や線が流れるデザインを採用。
インテリアはこれからの自動運転の時代に向けて、運転のための空間から快適な時間を過ごす部屋としての空間へ変化することを意識して開発。直線やシンプルな曲面を使って空間を構成して、クリーンでモダンな部屋を表現したという。
最新のコネクティビティ機能も搭載し、クルマと社会、ドライバーをいつでもシームレスにつなげることが可能だという。
スマートフォンと連携してドライバーを認証し、クルマに乗り込むたびにシートポジションや好みの香りなど、認証されたドライバー個人にパーソナライズされたセッティングに変更。
ドライバーが乗り込む前にエアコンやステアリングヒーター、シートヒーターなどを作動させることで、乗車する人が快適な車内空間をあらかじめ作ることもできる。
また将来技術「Invisible-to-Visible(I2V)」も搭載しており、休日にはアバターとなって車内に現われた友人との会話を楽しみながらドライブの時間を過ごすことが可能だという。
日産自動車グローバルデザイン担当アルフォンソ・アルベイザ専務執行役員は「アリアコンセプトは変革、つまり日産のまったく新しいデザインの方向性を示しています。タイムレスジャパニーズフューチャリズムという日産の新しいビジョンとデザインの考え方を示した最初のモデルとなります」。
外観については「スリーク、シック、シームレスな外観は自信にあふれた存在感を示しています。すっきりとしながらも筋肉質でダイナミックな形状とデジタル感あふれる細部の表現は絶妙にバランスし、このクロスオーバーは流麗な速さを感じさせるデザインに仕上げています」とのこと。
また日産のデザインについて、「日産のデザインは、これまで間やうつろい、侘び寂びなど、日本の文化を取り入れてきました。江戸時代の終わり、京都から東京に遷都した時に、中間層のなかに日本の民衆文化が生まれましたが、その中にある粋(イキ)を、モダンさとともに日産ブランドに届けたい。今回のEVコンセプトの2台にそうした思いを表しています」
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