三菱の課題は新型RVRの遅れ!? PHEV導入で新たな起爆剤に
最後に、何か懸念材料があるとしたら、三菱として登録車の新車が出せていないことではないだろうか。ことに、SUVと電動化を2本の柱とする三菱にとって、新型RVR導入の遅れは課題といえるだろう。
RVRは、2010年に現行車が誕生し9年を経ている。RVRが新型となれば、トヨタのRAV4とC-HR、ホンダのCR-Vとヴェゼルのように、大小のSUV構成が整い、消費者の選択肢が増える。
電動化されたSUVとして次期型RVRが登場すれば、店に客足が増え、そして現物を前にRVRにするか、大きめのアウトランダーPHEVのほうが自分に合っているか検討でき、そこでアウトランダーPHEV成約の機会が訪れるかもしれない。
ミニバンとして独創の存在であるデリカD:5も、発売から12年を経ている。軽自動車のeKワゴンは新しくなったが、登録車の新車が登場することによって、アウトランダーPHEVを含め三菱各車種の販売に活気づくことになるだろう。
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