マツダ100周年 個性派ゆえの「成功と失敗」 異端児だからこそ挫折もあった


ロータリーからSKYACTIVへ! 異端児の新たな「挑戦」

SKYACTIVテクノロジーを全面採用した初のモデルとして2012年に発売されたCX-5。以後、同技術は主力車種の全モデルへ展開された

 この時期、内燃機関は遠からず絶滅するだろうと思われていたが、マツダは異を唱え、内燃機関の可能性と未来を次世代の「SKYACTIV」テクノロジーに託している。

 目指したのは、運転する楽しさやワクワク感を失うことなく、地球環境に配慮したクルマ作りだ。ロータリーターボを積むRX-7は2002年で終わり、自然吸気のロータリーエンジンを積むRX-8も2012年をもって生産を終えた。

 ロータリーエンジンと入れ替わるようにして登場したのが、SKYACTIV技術を採用した「CX-5」や「アテンザ」などだ。

 新世代の直噴ガソリンエンジンやターボ、直噴ディーゼルターボを積むマツダのニューモデルは、日本だけでなく海外でも高く評価され、販売を伸ばしている。

 その最新作は、火花点火制御圧縮着火方式の画期的なエンジン、「SKYACTIV-X」だ。

 これは過給機の力強さとマイルドハイブリッドの優れた燃費を併せ持つ新感覚ガソリンエンジンで、「マツダ3」に積んでデビューした。

 何度も苦難を乗り越え、不死鳥のように甦ってきたのがマツダだ。いつの時代も打たれ強い不屈の闘志と進取の気象が、未来に向かう原動力となっている。この姿勢は今後も変わらないだろう。

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