JAFは2025年お盆期間のロードサービス受付件数を発表した。今年は、猛暑に加えて熊本県で豪雨被害があったが、昨年に比べてどのような結果がでただろうか?
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes、JAF
一般道は増加! けれども高専道は減少!
ロードサービスやモータースポーツを手掛ける一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は、お盆期間(2025年8月9日~8月18日)中のロードサービス受付件数を8月22日に発表しました。
本統計によれば、2025年のお盆期間中に受け付けたロードサービス件数は7万6087件。前年の7万5052件と比べて1035件増加したことになります。なお、この数には熊本県での豪雨災害も含まれています。
ただし、この増加は、おもに一般道でのこと。むしろ「高専道(高速道路と自動車専用道路)」では、昨年より19件減少しています。
また、お盆期間中最も受付が多かったのは、8月12日(火)の7654件。次いで16日(土)の7641件という結果に。3連休明けとなった火曜日の8月12日とお盆期間中最後の土曜日である8月16日がとくに多かったようです。
ただ、 JAFは8月12日から豪雨災害が発生した熊本県へ支援隊を派遣しており、現地で被害を受けた車両の救援にあたっているとのこと。8月12日の数字が大きくなっているのは、今回のデータが豪雨災害も含めた件数であることも影響していると考えられます。
また、JAFは年度、月、シーズンでそれぞれロードサービス救援件数を公開していますが、今年度の確定値はまだ出ていないものの、例年の傾向からみれば「過放電バッテリー」による出動が最も多いと予想されます。
JAFは各種データを公開しながら、運転やクルマにまつわるさまざまなトラブルに注意を促しています。事故やトラブルを防止するためにもぜひとも定期的なチェックをおすすめします。

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