小型EV「mibot」を開発するKGモーターズが、米経済誌『Forbes Asia』の「100 To Watch 2025」にアジア・太平洋地域の注目すべきスタートアップや中小企業として選ばれた。日産の小型EVで有名なサクラよりも小さく安い1人乗り用EVははたして日本社会でどこまでウケるか!?
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
日本発EVベンチャー、国際的評価を獲得
小型モビリティ「mibot」を手掛けるKGモーターズ株式会社は2025年8月27日に、米経済誌『Forbes Asia』が発表した「100 To Watch 2025」に選出されたと明らかにしました。アジア太平洋地域から選ばれた100社のうち、日本企業は14社。KGモーターズは次世代モビリティ分野のスタートアップ企業として紹介されています。
「100 To Watch」は、アジア太平洋地域で注目すべきスタートアップや中小企業を選定する国際的な企業リストです。事業モデルの独自性や成長ポテンシャル、資金調達力、業界へのインパクトが評価対象となり、2025年版では16の国・地域から100社が選ばれました。
日産 サクラより安くて小さい!?
KGモーターズ mibotの車両価格は税込110万円で、お値段なんと日産 サクラの半分以下。航続距離は約100kmで、一人乗り用に最適化されたコンパクト設計です。2025年内に東広島市での量産開始を予定とのこと。『Forbes Asia』の記事によれば、これまでに累計約20億円の資金が調達済だそうです。
すでにBloombergなどの海外メディアでも「7000ドルのシングルシートEVが日本で大ヒットなるか!?」といったような論調で、取り上げられているようです。今回の受賞は、同社の事業展開を後押しする大きな契機になるでしょう。


コメント
コメントの使い方これが車両としてどのセグメントに扱われるか次第としか言えない。軽自動車枠なら売れないし、原付枠なら売れる。
ENEOSさんが提携出資して、そこを引き受けていますよ。
サービス拠点も未設置で量産、販売は無責任すぎる、
調子が悪くなってもサービス拠点以外では断られるか高額請求される。これでは中国車と同じだ。航続距離が100kmなら航続距離内に少なくとも一か所のサービス拠点を設けるのが売り手の義務、責任だ。