ホンダアクセスが発表した「中古車の購入に関する調査2025」で、購入希望価格と実際の購入価格の差や、値引き交渉の成功率など、中古車購入のリアルな実態が明らかになりました。購入を検討中の方必見のデータです。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes、Adobestock(トップ写真=Hanna@Adobestock)
中古車購入者1000人が答えた! 価格・装備・購入理由の最新動向
ホンダアクセスが実施した「中古車の購入に関する調査2025」によると、直近3年以内に中古車を購入した20~69歳のドライバー1000人のうち、当初の購入希望価格は平均138.8万円、実際の購入価格は平均145.8万円となり、希望より高い価格で購入するケースが多いことがわかりました。
背景には「すぐに納車される」「欲しい装備が揃っていた」といった理由があり、購入前に想定していた予算よりも少し高めのクルマを選ぶ傾向が強まっています。
購入理由と人気のボディタイプ
中古車を購入した理由のトップは「購入費用を抑えられる」(57.1%)。次いで「すぐに納車される」(28.8%)、「気軽に乗ることができる」(28.6%)が続きます。
ボディタイプ別では軽自動車が39.1%で最多。特に女性の50.2%が軽自動車を選んでおり、維持費の安さや取り回しの良さが支持されていることが伺えます。
購入時のこだわりは「価格」と「走行距離」
中古車を選ぶ際の重視ポイントは「価格」(54.3%)が最多で、「走行距離」(39.1%)、「ボディタイプ」(37.7%)が続きます。
年代別では60代男性の68.0%、50代女性の70.0%が「価格」を最重視と回答しており、予算管理を重視する傾向が見られました。
値引き交渉は成功率81%、平均13.3万円
購入時に値引き交渉をした人は全体の54.5%。そのうち81.1%が値引きに成功し、平均で13.3万円の値引きを実現しています。
特に20代・30代は61.5%が交渉を行っており、若い世代ほど積極的に価格交渉をする傾向が強いようです。
装備・メンテナンスで人気なのはドライブレコーダー
購入時に「付いていてうれしい装備」としてドライブレコーダー(44.1%)がトップ。次いで「カーナビ(新品)」(41.7%)、「ETC」(39.9%)が続きます。
また、納車前サービスでは「ボディコーティング」に平均13,163円払ってもよいと回答するなど、外観・内装の清潔感や保護に対するニーズが高いことも明らかになりました。
中古車購入の情報源はネットが中心
情報収集方法では「中古車検索サイト」(29.7%)がダントツで、50代男性は43.0%が利用しています。
一方で「販売店の営業担当者からの情報」は21.5%から15.3%に減少し、情報源がオンラインへシフトしている傾向が見られました。







コメント
コメントの使い方