トヨタグループは2025年12月20日から2026年3月31日まで、横浜・山下ふ頭にてイマーシブ・ミュージアム「THE MOVEUM YOKOHAMA by TOYOTA GROUP(ザ・ムービアム ヨコハマ)」を開催すると発表した。アートとモビリティを融合させた体験型文化施設として注目を集めそうだ。
文:ベストカーWeb編集部/画像:トヨタ
移動と感動の融合 「MOVE」をテーマにした新たな文化拠点
トヨタグループは2025年10月23日、神奈川県横浜市・山下ふ頭で没入型アート体験施設「THE MOVEUM YOKOHAMA by TOYOTA GROUP」を2025年12月20日(土)より開催することを発表しました。会期は2026年3月31日(火)まで。
およそ1800平方メートルもの空間を使い、音と映像に包まれる「イマーシブ・ミュージアム(没入型展示)」を展開するとのことです。
「ムービアム」とは、、「“MOVE(動き)”を生み出す“MUSEUM”」という意味を込めたトヨタグループによる造語。これまでも「感動の「MOVE」を与える」ことをテーマに、アートや音楽を通した活動を続けてきました。
今回の「ザ・ムービアム ヨコハマ」はその集大成ともいえるプロジェクト。モビリティと文化芸術の融合による「心のMOVE」を体験できる場として位置づけられています。
クリムト×シーレが彩る「美の黄金時代」 を体験!?
見所は大きく分けて2つ! ひとつは、「ウィーン世紀末」を代表する芸術家グスタフ・クリムトとエゴン・シーレの作品世界をテーマにした「美の黄金時代」。装飾美と官能性を兼ね備え、ウィーン分離派として名高いクリムトの世界、そしてそんなクリムトの弟子にして早世の天才シーレの表現を巨大な映像空間とサウンドスケープで再構築します。
もうひとつが、女優の山口智子氏がプロデューサーをつとめる「LISTEN.」シリーズの新作「ONE MOMENT」の公開。世界各地の音楽文化を記録してきた映像プロジェクトが、イマーシブアートと融合し、人と音、文化のつながりを体感できる構成となっているとのことです。
注目ポイントはコンテンツだけではありません。「ザ・ムービアム ヨコハマ」のもう一つの特徴は、アートとモビリティを掛け合わせた空間設計です。展示会場が位置する山下ふ頭エリア内では、トヨタの電動モビリティ「e-Palette」を活用した移動サービスを導入予定。
これぞまさに、アートと移動が一体となった回遊体験!
チケットはオンライン販売で一般3000円(当日3800円)、大学・高校・専門学生2000円(当日2700円)、小中学生1200円(当日1900円)となっています。未就学児は無料。オンライン販売は当日の上映開始1時間前まで購入可能となっています。
その他詳細については、THE MOVEUM YOKOHAMA特設ページにて。


コメント
コメントの使い方