JVCケンウッドが、“彩速ナビ”シリーズの新フラッグシップモデル「MDV-MX12F」を発表。業界初のMini LED搭載「ダイヤモンドアレイ ディスプレイ」により、直射日光下でもくっきり見える高画質を実現した。スマホ連携・音声操作・高音質再生など、まさに“究極のナビ”が誕生した。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
フローティング10V型&Mini LEDで「見える世界」が変わる
JVCケンウッドのカーナビブランド「KENWOOD 彩速ナビ」に、2025年11月下旬、新たなフラッグシップモデル「MDV-MX12F」が登場する。注目は、業界で初めてMini LEDバックライトを採用した「ダイヤモンドアレイ ディスプレイ」だ。従来のエッジ型LEDと違い、画面全体に配置された1125個のMini LEDを細かく制御することで、黒はより深く、白はより明るく再現。コントラスト比は驚異の40万:1を誇る。
さらに「量子ドットフィルム」を採用し、Adobe RGBカバー率99%という広色域を実現。映像・地図表示ともに、これまでのナビでは味わえなかった“自然で鮮やかな色再現”が可能になった。また、液晶とタッチパネルを密着させる「オプティカルボンディング技術」により、直射日光下でも反射が少なく視認性が抜群。キャンプやドライブ旅行など、日差しの強いシーンでも画面が見やすいのは嬉しいポイントだ。
10V型の大画面フローティング構造を採用し、7インチ開口部にも取り付け可能。さらに走行中の振動によるブレを抑える機構技術も搭載している。ナビゲーション中の地図も動画も、安定した表示で楽しめるのが大きな進化だ。
スマホ連携・音声操作・高音質——すべてが最上位仕様
「MDV-MX12F」は、“彩速ナビ”シリーズで初の10V型大画面に加え、Apple CarPlay/Android Autoのワイヤレス接続に対応。スマートフォンの音声アシスタント(Siri/Googleアシスタント)を使えば、メッセージ送信や音楽再生、ルート検索などを声だけで操作できる。さらに、ナビアプリとスマホ地図アプリをワンタッチで切り替え可能だ。
UIも刷新され、「オーガニックGUI ADVANCE」では最大7.3インチのAV画面表示に対応。地図を見ながら動画・音楽ソースを同時に楽しめるのは、ドライブエンタメ派にも大きな魅力となる。
音質面では、ハイレゾ音源や高音質コーデック「LDAC」対応など、KENWOODらしいオーディオ志向が徹底されている。「K2 TECHNOLOGY」や「プロモードEQ」によって、車内環境に最適化された立体的なサウンド空間を作り出す。
加えて、逆走警告案内やFM多重放送「VICS WIDE」など、安全運転支援機能も充実。まさに、映像・音・操作性・安全のすべてで“最上級”を目指した1台といえる。


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