アップガレージ「スタッドレスタイヤレンタル」開始！　使う時だけ借りる新提案

　アップガレージが2025年11月22日から「スタッドレスタイヤレンタルサービス」をスタート。必要な時だけ借りられる“サブスク感覚”のタイヤ利用で、雪道ドライブのハードルを下げる新しいサービスだ。購入・保管に悩むドライバーにとって、これはまさに救世主かもしれない。

文：ベストカーWeb編集部／画像：PRTimes

一時的な雪道ドライブにぴったり！　“借りるスタッドレス”という新常識

「冬だけ雪国に行く」「帰省の時だけ必要」——そんなドライバーに朗報だ。カー＆バイク用品リユース大手のアップガレージが、2025年11月22日（土）より全国の対象店舗で「スタッドレスタイヤレンタルサービス」を開始する。

　レンタルできるのは、ブリヂストンやヨコハマタイヤといった国内メーカー製のホイール付きスタッドレスタイヤセット。期間は最短1泊2日から最長7泊8日まで選べ、料金は2泊3日で9900円（税込）から。もちろん、装着から返却までアップガレージで完結できる。

　また、レンタル中に外した夏タイヤの預かりサービスも用意。都市部ユーザーやマンション住まいのドライバーが悩みがちな「タイヤ保管場所問題」も解決してくれる。

購入よりも“使う時だけ”が合理的な時代へ

　スタッドレスタイヤは4本購入すると10万円を超えるケースも珍しくなく、しかも保管スペースやメンテナンスの手間もかかる。「普段は雪の降らない地域に住んでいるが、冬だけスキー場や実家に行く」という人にとっては、使用頻度の低さが最大のネックだった。

　そこでアップガレージが打ち出したのが「使う時だけ使う」という新しい選択肢だ。昨年好評を得たこのサービスが、今年もパワーアップして登場。予約から支払いまでがすべてオンライン完結できるようになり、よりスムーズに利用できるようになった。

　さらに、全国250店舗を展開するアップガレージならではの豊富な在庫と確かな整備体制も安心材料。中古パーツの知見を活かした品質管理により、レンタルでも高い安全性を確保しているという。

予約はオンライン限定、早めの確保がおすすめ

　レンタル受付はオンライン限定。店舗や電話での申し込みはできない点に注意したい。また、年末年始（2025年12月20日〜2026年1月12日）はハイシーズン料金が適用されるため、スキーや帰省で利用を検討している人は早めの予約が吉だ。

　なお、脱着工賃として7040円（税込）が別途発生するが、これは専門スタッフによる安心作業の対価と考えれば納得の設定。「手軽に、安全に、そして賢く」冬のドライブを楽しむための新たなスタイルといえるだろう。

アップガレージが描く“Good Mobility, Happy Life”

　中古カー用品市場で全国シェアNo.1を誇るアップガレージは、1999年の創業以来、リユースによる持続可能なクルマ文化を提案してきた。近年では新品タイヤ専門店「タイヤ流通センター」や自転車リユース事業「アップガレージサイクルズ」を展開し、2024年には米国進出も果たしている。

　今回のレンタルサービスも、「必要なものを必要なときだけ使う」というサステナブルな発想に基づくもの。環境にも財布にも優しい、新しい“モビリティの楽しみ方”を提示している。