ディフェンダーの商用車が登場! 価格はほぼ1000万円!? どこの会社が所有するんだ!? でも性能スゲー! 見た目も無骨でカッコよすぎ…… 

ディフェンダーの商用車が登場! 価格はほぼ1000万円!? どこの会社が所有するんだ!? でも性能スゲー! 見た目も無骨でカッコよすぎ…… 

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンが商用モデル「DEFENDER HARD TOP」を導入し、2025年12月11日から受注を開始すると発表した。初代ランドローバーの商用モデル名を受け継ぎ、2人乗り仕様、大容量ラゲッジスペースを備えたビジネスユース向けディフェンダーとして今後の動向に目が離せなそうだ!

文:ベストカーWeb編集部/画像:ジャガー・ランドローバー・ジャパン

【画像ギャラリー】初代ランドローバー商用モデルの名を継承してDEFENDER HARD TOPが日本上陸!! 約1000万円のかっこよすぎる商用車はものスゴイ性能だった!!(8枚)画像ギャラリー

働くクルマとしてのディフェンダーが日本初上陸!

素のディフェンダーと見た目上の差異はそこまでないが、これが社用車と知ったらおどろくだろう
素のディフェンダーと見た目上の差異はそこまでないが、これが社用車と知ったらおどろくだろう

 なんとランドローバーのDEFENDER(ディフェンダー)に商用モデル「DEFENDER HARD TOP (ディフェンダーハードトップ)」が新たに導入される! ブランドとして商用モデルが日本に導入されるのは初のこと。

 受注は、2025年12月11日から全国の正規販売店で開始される。ただ、メーカー希望小売価格は税込で998万円ときた。これほどの高額商用車、一体どこが所有するのか……と気になるトコロだが、詳しくみていくと性能面はやはりさすが。

 このディフェンダー、働くクルマとしてかなり考え尽くされているといっても過言ではない。今後の商用ディフェンダーに注目が集まりそうだ。 

商用車としては十分すぎるスペックじゃないか!

13.1インチタッチスクリーンもしっかり装備
13.1インチタッチスクリーンもしっかり装備

 今回、新たに登場するディフェンダーハードトップは、1950年代の初代ランドローバー「LAND ROVER SERIES I」に設定されていた商用モデル「HARD TOP」の名を受け継いだもの。その歴史の中で荷物運搬や公的用途を支えてきた系譜を現代に引き継ぐモデルとなることが期待される。

 ランドローバーらしい堅牢性と実用性、そしてオフロード走破能力と積載力を高い次元で両立させている点が特徴だ。

 ベースには「DEFENDER 110」が採用されており、パワーユニットは3L直列6気筒INGENIUMターボチャージドディーゼルエンジンを搭載。マイルドハイブリッドシステムを組み合わせて、最高出力258kW(350ps)、最大トルク700Nmを発生する。

 乗車定員は商用モデルらしく2人乗りで、キャビン後方には荷室と隔てる固定式フルハイトパーティションも設置されている。これが、荷物の前方への飛び込みを防ぐだけでなく、室内の静粛性や空調効率の確保にも貢献してくれるとのことだ。

積載力も十分、無骨なパーティションもかっこいい!

パーティションで一気に社用車らしさが出る。この広さと走破性なら山でも心配ない
パーティションで一気に社用車らしさが出る。この広さと走破性なら山でも心配ない

 そして最大の魅力は、やはりなんといっても2059Lを誇るラゲッジスペースだろう。荷室は、フルフラットに仕上げられたラバーマット敷きで、輸送中の荷物のズレにも配慮されているうえに、清掃やメンテナンスがしやすい仕様。

 これらのスペックなら、業務用車両として余裕ある積載性と重量物を積んだ状態でも十分すぎる走りを両立してくれそうだ。

 そのほかにも、荷室には、使い勝手を高めるストレージも複数用意されている。後部には58Lのアンダーフロアストレージスペースが設けられ、前席下にも155Lの大容量アンダーフロアストレージスペースを設定。

 いずれも鍵付きで、なおかつ前席側のスペースには照明も備わるため、工具や書類などを安全に整理収納がしやすいものに。配送業務や現場での資機材運搬、途中での資料記入など、さまざまなシーンで活躍してくれるそうな装備の充実っぷりだ。

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