まずは春の新鋭・日産ルークスを詳報。セレナに車中泊モデルが追加。そのセレナをベースとしたOEM車ランディにも仕様変更が。
またベンツ ルノーを始めとして、追加モデル・限定車情報が続々と入ってきている。ぜひチェックしてみてほしい。
●【画像ギャラリー】ルークス セレナ ベンツ ルノー… 続々登場 春の新型車&限定車をギャラリーでチェック!!!
※本稿は2020年3月のものです
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年4月10日号
■日産 ルークス(フルモデルチェンジ・3月19日発売)
日産の軽スーパーハイトワゴン「ルークス」がフルモデルチェンジ。車名が従来の「デイズルークス」から「ルークス」へと変わり、3月19日に発売を開始した。
新型ルークスは、昨年フルモデルチェンジした軽ハイトワゴンのデイズ同様、日産と三菱の合弁会社NMKVのマネジメントのもと、日産が開発。スタンダードとハイウェイスターの2シリーズ展開は従来どおりだが、中身はパワートレーンからプラットフォームまですべてを一新。新型は大きく進化した。
そのなかでも新型のポイントとなるのが、広い室内と使い勝手のよさだ。
室内は、大人4人がゆったりと座れるクラストップレベルの広さを実現。後席のニールームは795mmあり、室内高は1400mmと小さな子どもが立ったまま着替えることが可能。さらに、後席は最大320mm前後にスライドできるため、一番前側にすると運転席に座ったまま後席の子供に手が届く。出発前の子どものケアなどに便利だ。
また、後席スライドドアは、650mmの開口幅を確保して楽な乗り降りができるうえ、片足を車体下にかざすと自動で開閉する「ハンズフリードア」を一部グレードに設定。荷物などで両手が塞がっていてもドアが開閉でき、これまた便利で使い勝手がいい。
荷室も後席を一番前にずらせば48Lのスーツケースを4個まで積載でき、荷物もたくさん積める。
もうひとつの大きなポイントは充実した先進安全装備だ。夜間での性能が向上した衝突軽減ブレーキをはじめ、2台前の先行車の急減速を知らせる「前方衝突予測警報」を軽初搭載したほか、アダプティブLEDヘッドライトシステムも一部グレードに設定。
もしもの事故で脚部の保護効果を高める運転席ニーエアバッグも設定され、安全のための機能を充実させている。
さらに、日産の運転支援技術「プロパイロット」搭載モデルもラインナップ。高速道路での長距離ドライブを快適に楽しめる点でも魅力的だ。
●日産 新型ルークスの主なポイント
・クラストップレベルの広い室内
・大きくスライドして便利な後席
・充実した先進安全装備
・運転席ニーエアバッグを設定
・「プロパイロット」搭載車設定
●日産 新型ルークス 価格
〈FF〉S…141万5700円/X…154万6600円/ハイウェイスターX…173万4700円/ハイウェイスターX プロパイロットエディション…184万3600円/ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション※…193万2700円
〈4WD〉S…154万9900円/X…168万800円/ハイウェイスターX…186万8900円/ハイウェイスターX プロパイロットエディション…197万7800円/ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション※…206万6900円
※ターボエンジン搭載車
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