新車を買いに行く前に、買いたいクルマがどのくらいの金額で買えるのかを知りたい、という人は多いはず。本稿では、国産人気車について、基本的な購入費用をお知らせします。是非とも購入の参考にしてください。今回は人気のコンパクトSUV「ライズ」を取り上げます。
文:佐々木 亘/画像:トヨタ
【画像ギャラリー】人気なのも納得!! トヨタ ライズってコスパ最強だよなぁ(6枚)画像ギャラリー車両仕様
今回見積もりを作るのは、ライズで売れ筋のグレード「ハイブリッドZ 2WD」です。ボディカラーはシャイニングホワイトパールを選択、メーカーオプションにはディスプレイオーディオパッケージ、パノラミックビューパッケージ、スマートパノラマパーキングパッケージ、アクセサリーコンセントを選択しました。
ライズ ハイブリッドZ 2WD…244万2000万円
・メーカーオプション
シャイニングホワイトパール…3万3000円
ディスプレイオーディオパッケージ…9万7900円
パノラミックビューパッケージ…3万3000円
スマートパノラマパーキングパッケージ…3万3000円
アクセサリーコンセント…4万4000円
ディーラーオプションでは注文時の価格が、カタログ記載の部品価格+取り付け工賃です。カタログに載っている「1.7H」といった表記が取付時間になるので、この時間にアワーレート(1時間あたり取り付け工賃)を掛けます。
一般に1時間1万1000円~1万3200円(税込み)程度です。今回はアワーレート1万3200円で計算していきます。※アワーレートは販売店によって異なります。
・ディーラーオプション
ETC2.0 ユニットボイスタイプ…4万4330円
ベーシックセットタイプA…6万3580円
車両価格合計(車両本体+オプション)…275万7810円
税金・諸費用
まずは税金から。車両購入時にかかる税金は、自動車税種別割・環境性能割(旧自動車取得税)・自動車重量税・自賠責保険料です。自動車税種別割は購入したクルマが、ナンバーをいつ付けるかで変わってきますが、今回は最大の金額(4月登録)で計算していきます。
・自動車税種別割…3万500円
・環境性能割…0円
・自動車重量税…0円
・自賠責保険料…2万3690円
※環境性能割・自動車重量税はHEV・PHEVの場合減免(0円)
次に登録諸費用と呼ばれるものです。大きく課税・非課税の2種類に分けられて、課税の諸費用は、販売店ごとに自由に設定ができるものが多く、金額が前後します。一方で、非課税の諸費用は、どのお店で買っても同じ金額です。
販売諸費用(課税)
・OSS申請代行費用…3万7730円
・希望ナンバー手続き代行費用…5940円
販売諸費用(非課税)
・登録手続法定費用…6300円
・車庫証明手続法定費用…2800円
・リサイクル料金…9290円
ちなみにこれまで登録代行費用・車庫証明手続き代行費用など、ディーラーが代行していた行政手続きは、OSS(自動車保有関係ワンストップサービス)に集約されています。OSS申請代行費用は、お店によって異なりますが、相場としては3万円~5万円程度になることが多いです。
ここまでの金額がライズ ハイブリッドZ 2WDを購入する際に必要な費用となります。
・車両代合計…275万7810円
・販売諸費用合計…11万6250円
支払合計金額…287万4060円
ここまでの金額(数字)を、購入したいグレードや自分好みのオプションで入れ替えると、簡易的な見積もりが作成可能となります。ぜひ、試してみてください。
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