ライズ納車待ち4.5カ月!? コロナ禍に左右される生産体制と販売店の実情に迫る

■販売店は営業時間短縮などで苦戦をしている

 いっぽう、トヨタの販売店各社は新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、営業時間の短縮、訪問セールスの自粛、新聞の折り込みチラシの中止などを実施している。

 営業時間はこれまで朝10時から午後7時までが多かったが、これを最近は朝10時半ないしは11時オープンなどと遅らせ、夕方は1時間早い18時の閉店などにするケースが多く見られる。

シエンタなど売れている車種が多いトヨタ販売店。販売現場の苦悩が続く

 訪問セールスはユーザーの自宅や企業の勤務先など戸別セールスを行っていたのを、最近は対面を避けるためにほとんどゼロにしている。新聞の折り込みチラシは週末フェアの案内を中心に毎週金曜日に実施していたのをゼロに近いくらい取りやめている。

 これらによって販売店各社の営業活動が縮小し、新車の売れ行きが低迷することに繋がっている。ユーザーとの接点が少なくなるので、販売台数は低迷する。これを見込んでメーカーは生産台数を絞らざるを得ない状況になり、これも結果的に納期が延びる要因になっているのである。

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