すげえカッコいい! 日産世界3位の売れ行き 新型ローグスポーツこそ日本導入を


現行型で北米進出 ローグスポーツとして躍進

ローグスポーツのリアスタイル。基本的に中身はキャシュカイと同一だが、北米ではこの車名で売られ、その車名を示すネームプレートもリアハッチに

 2017年春より、新市場となる北米への導入を開始。その際、名称を「ローグスポーツ」とした。これは、米国の日産車で、最も人気のある「ローグ」の派生モデルと位置づけであった。

 ローグとは、北米向けのエクストレイルのこと。元々、初代ローグもエクストレイルとプラットフォームを共有するモデルの1つで、ムラーノの弟分的なポジションの都会派クロスオーバーであった。

 しかし、車種統合により、第2世代から、現行型エクストレイルが、そのポジションを受け継いだ。

 最新となるローグスポーツ2020年モデルのスペックを紹介すると、全長4387mm×全幅1836mm×全高1595mm、ホイールベースが2647mmとなる。

 少しワイドとなるが、トヨタC-HRに近い寸法だ。パワートレインは、2.0Lの4気筒DOHCエンジンを搭載。最高出力141hp/6000rpm、199Nm/4400rpmを発揮する。トランスミッションはCVTで、FFと2WDの選択が可能だ。

キャシュカイ(左)とエクストレイル。並べるとサイズ感の違いがわかる。日本では小型SUVも人気なだけに注目だが、エクストレイルとの棲み分けはやや難しいか

 本家ともいえるキャシュカイは、エンジンバリエーションが豊富。ガソリン車は、140ps/240Nm仕様と160ps/270Nmと、性能の異なる2種類の1.3Lの4気筒DOHCターボエンジンを設定。

 ディーゼル車は、いずれも4気筒のクリーンディーゼルターボとなるが、115ps/285Nm仕様の1.5Lと150ps/340Nmの1.7Lを設定する。

 トランスミッションは、全車で6速MTを基本とするが、1.3Lガソリンと1.5Lディーゼルでは7速DCT仕様が、1.7LディーゼルではCVTがそれぞれ選択できる。

 意外にも4WD車は1.7Lディーゼルのみ。エンジンが選べるのも嬉しいが、MT設定の充実ぶりに、欧州でのMT文化がまだ根強いことを感じさせる。

 なぜ先にローグスポーツを紹介したかといえば、意外にもローグスポーツも日本製。エクストレイルとセレナを生産する日産自動車九州で、生産されている。そうなれば、日本導入も、夢ではないように思える。

 しかし、登録車となる新生キックスの投入が目前と噂される今、その導入は、過去の前例もあるだけに、かなり厳しいと言わざるを得ない。

 もしヴェゼル、C-HRに続くタイミングで導入されれば、新たなライバルとして、面白い展開になったかも。

◆編集部よりひと言

 直前で著者が指摘しているとおり、トヨタにはRAV4やC-HRがある。

 ただ、それでもライズを発売して大ヒットし、そのうえ新型ハリアーも発売するという流れを見ていると、日産もエクストレイルやキックスに加えてこのローグスポーツも日本市場にぜひ送り込んでほしいと思わずにはいられない。……売れるでしょこれ。

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