クルマ好きはなぜ200万円以下、FR、MTという夢を追うのか?


■ヨタ8の再来!?「S-FR」

トヨタ S-FR

 それを象徴するようなクルマが、2015年の東京モーターショーに出展されたトヨタのコンセプトカー「S-FR」だ。

 ショーでベールを脱いだ途端、クルマ好きはこぞって「ヨタ8の再来! 出たら絶対欲しい!」と大絶賛したものだが、それが呆気なくボツったのはおそらくコストの問題。

 S-FRこそ「200万円台前半なら最高だけど300万円超えちゃうと微妙」という典型的な例。

 団塊のオッサンが若かった時代は、こういうコンパクトFRが安く作れる土壌があったけど、現代はFRというだけでプラス100万円くらいの予算が必要。200万円でS-FRというのは見果てぬ夢なのだ。

■憧れと現実

マツダ ロードスター(初代モデル 1989年)

 けっきょくのところ、「お手軽なコンパクトFRがほしい!」という声は、ぼくが思うに団塊世代(とそのひとまわり下くらい)のノスタルジーで、「俺たちの若い頃はみんなスポーツカーに憧れたんだよ!」というグチのような気がする。

 実際にも86/BRZやロードスターのオーナーにはけっこう年配の人が多く、要するにこの手のクルマを買える人は買っちゃってる。

 いろんな事情で買えないオッサンたちが、「もっとお手頃価格で若者にも乗れるFRが欲しいんだよ!」とオダをあげてるわけ。

 ないものねだりをしてるより、中古の86やロードスターに乗ったほうが幸せになれると思うぞ。

【画像ギャラリー】手ごろな価格で楽しめる歴代国産FRモデル

最新号

ベストカー最新号

【新型ランクルプラド 来年夏登場】新型86&BRZ初試乗!!|ベストカー8月26日号

本日、ベストカー8月26日号発売!! ランクルプラド、アルファードの次期型最新情報から、新型86&BRZ初試乗、シボレーコルベット公道初試乗など盛りだくさんの内容でお届けします!

カタログ