■レクサスに根づいた「F」の冠をLCにも
今年3月、フラッグシップ2ドアスポーツクーペ「LC」を投入したレクサスだが、さらにトップモデルとして「LC F」の開発が進行中だ。
現状LCには前述の5L、V8 NAエンジンと、3.5L、V6ハイブリッドの2タイプのパワートレーンが用意されている。
GSやRCなど他のレクサスモデルでは「F」モデルに搭載される5L、V8が標準仕様に搭載されるLCでは、モアパフォーマンスのために新たな過給エンジンが開発されているのだ。
排気量は4L。いわゆるダウンサイズターボではなく、パフォーマンス重視の直噴ツインターボとなり、最高出力は600㎰を目標に開発されているという。
AMG GTは510㎰、ジャガーの5Lスーパーチャージャーでも550㎰なので、600㎰なくとも「最強」の称号は得られるが、やはりGT-R NISMOのスペックは大いに意識しているという。
国内に最強のライバルがいるのであれがいるのであれば、当然超えなくてはならないというのが開発陣の思いなのだ。
GT-RのV6よりもひと回り大きいV8を選ぶことでパフォーマンスだけではなく、上質なフィールも両立する狙い。
もちろん「出力」だけではなくトルクも重視。最大トルクは世界基準の68.5㎏m前後で、70㎏mの大台の可能性もあり得る。
このエンジンを搭載するLC Fは2019年に登場の計画。さらに次期型GS Fにもこのエンジンが搭載される計画もあるという。
(レクサスGS Fに関しての詳細情報は、今後も調査を続けていきたい)
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